PORSCHE DESIGN(ポルシェデザイン)P6320 フラットシックス クオーツ クロノグラフの電池交換承りました。
こちらのポルシェデザインのフラットシックス、クロノグラフをお客様にお持ち頂きました。文字盤のカラーがシブくカッコいいですよね!お客様もデザインが気に入り即購入したそうです!ですが、ブランドがもう終わってしまわれたようで、人気なかったみたいねとちょっと寂しそうに話してくれたのが印象に残ってます。
PORSCHE DESIGN(ポルシェデザイン)
かの有名な車ポルシェ911を創りだしたフェルディナント・アレクサンダー・ポルシェ教授がポルシェの原則と神話を自動車の世界を越えるというビジョンの元、1972年に高級ライフスタイルブランド 「ポルシェ・デザイン」が設立されました。カーデザインから時計へウォッチメイキングのテクニックが高次元で融合したリストウォッチは、機能はもちろん、洗練されたデザインを誇り、教授の哲学である「Form follows function(形態は機能に従う)」を見事に表現することに成功していますね。 時計の分野において、ポルシェ・デザインには、初のマットブラックケース、初のチタニウム製クロノグラフ、初の2000メートル防水機能と初めてづくしですごいですが、それも高い技術力があってこそですよね!
2005年には東京、銀座に日本初の旗艦店をオープンします。そして2006年にはアディダスとパートナー提携し、スポーツコレクション「PORSCHE DESIGN SPORT」を発表します。ジャカードやカシミアなどを素材に使用したウェアや、ヌバックなどを素材としたシューズが話題となりますが、お客様がおっしゃる通り、ポルシェデザインの時計を扱う正規代理店については2009年を機に撤退しているとのことです。ただ外国では販売しているようなので、どうしても欲しいという方は手に入れらる可能性はありますよ!
ポルシェ・デザイン「P6320 フラットシックス」の電池交換を進めていきます。
ポルシェファンなら誰しもが知っている伝説的な名エンジン、ポルシェ911に搭載されてきた空冷水平対向6気筒エンジンがこの時計のモチーフとなっているようです。
ポルシェ・デザイン「P6320 フラットシックス」
裏蓋は少し変わった形でビス止めされていました。このネジを丁寧に外していき裏蓋を開けます。
ムーブメントはこのようになっています。電池を下にして見ると、心なしかエンジンをデザインしているように見えませんか?(笑)考えすぎでしょうかね。この電池もストッパーとネジで止まっていますので、こうゆう部品は急にピョコンと飛び出したりするので、最新の注意を払って作業していきます。そして新しいものに取り換えます。裏蓋を閉める前に動作確認をし、無事に動いていましたので、裏蓋をしめて時刻合わせをし完了です!
ポルシェデザインの時計以外にも、BROOCH時計修理工房では、腕時計のオーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)だけではなく、電池交換、パッキン交換、コマ調整、バネ交換、ベルト交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。