ROLEX(ロレックス)DATEJUST(デイトジャスト)ref.16234のオーバーホール(分解洗浄)「新潟・万代(ブローチ)時計修理工房」
ROLEX(ロレックス)DATEJUST(デイトジャスト)ref.16234のオーバーホール(分解洗浄)
なにかと物騒な世の中になってきましたが、こういう時こそ身の回りの日常を大切にして過ごしていきたいなと改めて感じさせられています。
こんにちは!BROOCH時計修理工房万代店のSです。
今回はROLEX(ロレックス)DATEJUST(デイトジャスト)ref.16234のオーバーホールのご依頼を承りました。
ROLEX(ロレックス)DATEJUST(デイトジャスト)とは
ROLEX(ロレックス)とは、1905年に懐中時計が主流だった当時に腕時計のニーズがやってくるという先見の明をもった「ハンス・ウイルスドルフ」がビジネスパートナーとともに、後のROLEX(ロレックス)の礎となる時計専門商社「ウイルスドルフ&デイビス社」が設立されました。
その創業40周年となる1945年に、既に開発済みだった「オイスターケース」とパーペチュアル機構(全回転機構)に加え、文字盤の3時位置にデイト表示を備えた、当時の最先端腕時計であり、実用性を追求した腕時計の一つの完成形でもあるDATEJUST(デイトジャスト)を開発しました。
後に、深夜0時ごろ、瞬時に日付が切り替わるデイトジャスト機構(1955年から)搭載されるようになり、ロレックス3大発明を全て収めた時計にもなりました。
今回のモデルRef.16234は、1988年ごろから2006年まで製造されたラインとなっており、18金ホワイトゴールドがベゼルから他の部品にまで使われるようになったモデルとなっています。
お預かりしたROLEX(ロレックス)DATEJUST(デイトジャスト)ref.16234のオーバーホール
こちらはブレスを外したDATEJUST(デイトジャスト)の写真となっております。
ブレスを外した状態からケースに合ったオープナーを用いて裏蓋を開けます。
ムーブメントの部品を分解していき、その時にすべての部品の損傷やキズはもちろん摩耗度なども入念にチェックを行っていきます。部品の洗浄を行い、油の注油や組み立てを行います。
今回は分解した時計の一部をご紹介させていただきます!
ローターやリュウズなど良く目にする部品等もあるかと思われます。特に今回は、右上の赤い歯車についてご紹介させていただきます!
他の時計と同じように、ROLEX(ロレックス)DATEJUST(デイトジャスト)ref.16234にも、ゼンマイを巻き上げる際に逆方向からの回転でゼンマイが緩むことがないように、回転車が存在しています。この右上のルビーでコーティングされた歯車がそれに該当します。ロレックスの時計の見えない部分での特徴でもあるのですが、この歯車がルビーでコーティングされていることにより、通常よりも剛性が上昇し、より壊れにくく不良が起こりにくいよう設計されています。
時計の駆動に必要不可欠なゼンマイに関係する部品にもロレックスらしいこだわりが見れる部分となっています。
この時、時計の精度を確認しつつ、脱進・調速機構を調節していきます。
日差など時計の精度に異常がないかを徹底的に検査していきます。
こうしてムーブメントの全ての部品を収納し、最後にもう一度精度に問題がないかを確認して、自動巻き機構の場合はワインダーに掛けることで自動巻き機構は正常にゼンマイを巻き上げているかなどを確認していきます。その後今回はケースやブレスのポリッシュ(新品仕上・磨き上げ)のご依頼があり、そちらを行わせていただきました。
当店では、ロレックスのオーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。もしロレックスの時計でお困りごとがあれば是非当店までお越しください。
〒950-0088 新潟県新潟市中央区万代1丁目6−1 シティバスセンタービル 2F
BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
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