OMEGA シーマスター OH及びケース・ブレスのポリッシュ依頼
オメガ オーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ(外装磨き) 時計修理
今回は「OMEGA シーマスター」をOH(オーバーホール)及びケース・ブレスのポリッシュの依頼でお預かりしました。
~モデルになった人物~
スイスの高級メーカーとして、知らない人はいない「OMEGA」。
ご存知の方も多いと思いますが、その中での「OMEGA シーマスター」はダイバーズモデルという、通常のモデルより耐水性能をを強化させた腕時計のうち、特に潜水をする際の高水圧にさらされる環境を想定したモデルです。
そのモデルのテストするうってつけの人物として、1988年に公開されたリュック・ベッソン監督の映画「グランブルー」の主人公の名前であり、そのモデルになったジャック・マイヨール氏が抜擢された事がありました。彼も自身の記録更新のためにテストを引き受け、オメガはジャック・マイヨール氏の記録と貢献を称え、1995年から2002年まで毎年夏ごろにマイヨール氏の限定モデルを発表しました。今回お預かりしたものもそのひとつです。
では、今回はポリッシュ作業とはどんなものかを解説していきたいと思います。
ポリッシュを行うとどうなるのか、、。
ポリッシュ作業とは、時計のケースやブレスレットが鏡のように映し出すほどの磨きをかける作業のことです。使用するのは、全体が布で出来ている「バフモーター」を使用し、研磨剤を付けながら、高速回転するバフモーターで磨きをかけていきます。研磨剤といっても、鍋のこげ落としの際に使用するような粗いものではないのでご安心下さい。
最初に粒子の比較的大きい研磨剤を使用し、徐々に使う研磨剤の粒子を小さくしていくことで、まるで鏡のような光沢を出すことが出来るのです。
ではポリッシュ作業をする前と、実際に作業したものと比べてみましょう。
↑こちらはポリッシュ作業を終えたケース
今回は先に磨いた後の画像を見て頂きます。金属本来の、高級感のある輝きが出ています。
↑ポリッシュ作業前のケース
ではこちらが、磨く前のケースの画像です。磨いた後と前を見比べると、一目瞭然ですね。長年の磨耗で光沢が失われてしまっていたケースも、しっかり磨くことで新品同様の輝きを取り戻すことが出来ます!
↑ポリッシュ作業後のメタルバンド
こちらのメタルバンドも同様です。コマの一つ一つが輝いています。
↑ポリッシュ作業前のメタルバンド
そんなバンドも、作業をする前はキズで光沢が失われていました。しっかり磨くことで、長年のキズもしっかり落とす事ができます。
~ブローチ時計修理工房で行える修理・作業!~
ブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)だけではなく、電池交換・コマ調整・バネ交換・バンド交換などの作業や、
折れ込んでしまったネジやピンの除去、湿気や水滴が入ってしまった時計の乾燥などありとあらゆる修理・作業を承っております。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、それぞれ理由があると思いますが、その時計が壊れてしまったら悲しくなりませんか?
壊れたら買い換えたらいい。そう思う方も中にはいらっしゃるかもしれません、ですが壊れないように定期的にメンテナンスすれば一生ものです!もし壊れてしまっても直せます!
お使いの時計に不具合等ありましたら是非一度ご相談だけでもブローチ時計修理工房へお持ちください。
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