Archive

カルティエ サントス のケース&ブレス ポリッシュ。

6月 19th, 2019

カルティエ サントス ポリッシュ加工(外装磨き)修理

カルティエ(Cartier)は日本でも人気の高い世界的高級ジュエリーブランド。
1847年創業の老舗ブランドカルティエは、1904年から腕時計の制作をスタートした腕時計としても長年の歴史があるハイブランドです。

カルティエ(サントス)が誕生したきっかけは、アルベルト・サントス・デュモンという飛行家からの依頼によるものでした。あるパーティでライト兄弟と並ぶほどの飛行家だったサントスと出会ったルイ・カルティエは、会話の中で、「飛行中に手を離さずに見ることができる時計が欲しい」と依頼されます。

そうして開発・発表された腕時計は依頼者の名前「サントス・デュモン」をそのままモデル名としてつけられました。

カルティエの腕時計の中でもブランドの顔として知られるのが今回お預かりさせていただいた サントス(Santos)
角が柔らかく丸さがありシンプルなスクエアフェイスと、ケースに打ち込まれた丸いポイント(ビス)が特徴のサントスは、デイリー使用からビジネス使用までカルティエらしい高級感ある個性的なデザインと、柔らかくソフトな印象を与えてくれる腕時計です。

難易度高めのケース&ブレスを磨き上げる

サントスをお持ち込みいただいたお客様は「ケースとブレスにキズが付いてしまったのでキズをキレイに磨いてほしい。」とのご依頼でした。
カルティエサントスの磨きはビスやデザインがさすがカルティエ!という感じで個性的で、実は注意点が多くありますので職人としては難しいけれど、ぜひ綺麗にして差し上げたいと思う時計のひとつです。

カルティエの時計修理はブローチ時計修理工房へ

まずはベルトの磨きを手掛けます。
このタイプのデザインはネジ部分がツヤ有り仕上げで、他の部分はつや消しのスジ付け仕上げで2つのパターンで仕上げるデザインです。

ベルト全体のキズを取り、ネジ部分の汚れなどをキレイに仕上げます。
その後、ベルトにつや消しのヘアライン加工を施すため、ネジ部分にマスキングのため耐熱テープを張っていきます。
耐熱テープはネジの大きさに合わせカットし、↑の写真のようにネジ1つ1つに貼り付けをします。

ネジが取り外せるタイプの時計の場合はネジを全て外し、個別1つ1つ個別で磨くのですが、このブレスは飾りネジで取り外しが難しかったため、この方法を選択しました。

 

 

~ブローチ時計修理工房で行える修理・作業!~

ブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)だけではなく、電池交換・コマ調整・バネ交換・バンド交換などの作業や、
折れ込んでしまったネジやピンの除去、湿気や水滴が入ってしまった時計の乾燥などありとあらゆる修理・作業を承っております。

大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、それぞれ理由があると思いますが、その時計が壊れてしまったら悲しくなりませんか?
壊れたら買い換えたらいい。そう思う方も中にはいらっしゃるかもしれません、ですが壊れないように定期的にメンテナンスすれば一生ものです!もし壊れてしまっても直せます!
お使いの時計に不具合等ありましたら是非一度ご相談だけでもブローチ時計修理工房へお持ちください。

 

BROOCH時計修理工房 紫竹山店 新潟県新潟市中央区紫竹山3丁目8-33 TEL 025-246-0007

BROOCH時計修理工房 万代シティ店 新潟県新潟市中央区万代1丁目6−1 シティバスセンタービル 2F TEL 025-246-0007

閉じる