ROLEX エクスプローラー 14270 ポリッシュ依頼
修理ブランドROLEX ロレックス
ロレックス ポリッシュ(外装磨き) 時計修理
今回はROLEX エクスプローラー 14270を預かりしました。
1953年に発表されたエクスプローラーはロレックスと探検の緊密な絆を象徴する時計になっています。
シンプルなデザインと高い性能を併せ持つロレックス エクスプローラー。
「ロレックスの中で最も使いやすい」と評されており、スポーツウォッチの中で抜群に高い人気を誇ります。
~見違える!新品仕上げ~
ポリッシュ加工とは簡単にいうとケースやブレスの表面を研磨することです。こうすることで表面の細かい傷が消え光沢が出て美しい状態になります。
研磨にはバフモーターという機材を使います。ほとんどのブレスはポリッシュ加工(時計のケースやブレスレットが鏡のように物を映し出すほどの仕上げ方。主にバフモーターを使用し、職人の手作業により磨き込まれるのが一般的。鏡面仕上げとも呼ばれる。)とサテン加工(金属部分の表面に細かな傷を非常に狭い間隔で付けることにより、映り込みを無くし方向性のある艶消し面に仕上げる加工方法。絹地(サテン)に似た質感を施すため、そのように名付けられた)が施されており、ベルトひとつひとつをマスキングし、バラしながら行います。
画面上のケースを見てみると、長年使用していただいた形跡が見えました。通常のキズに加え、ラグに皮脂汚れが溜まっていましたので、汚れを落としながら磨いていきます。
これだけキズがあると磨きごたえがありますね!早く磨きたくてウズウズしてきました。(笑)
こんなにも綺麗になりました!かなり深そうに見えるキズでも、しっかりと磨く(この作業をポリッシュ作業といいます)と、このようにしっかりと落とすことができます。
お次はメタルバンドとクラスプに入ります。
こちらは一旦磨いてキズを落としてから、一方向のキズをあえてつけていきます。
一言にキズといいましても、見た目を美しく見せるための、いわゆる装飾のようなものですので、ご安心ください。
完成品がこちらになります。
かえって流れるようなキズをつけることによって、この様な大人の渋さを演出できます。
普段身に着けている腕時計のキズが気になったと思いましたら、いつでもブローチ新潟時計修理に足を運んでください。
今回はやりませんでしたが、当店では同時進行でオーバーホールのご依頼も可能です。
~オーバーホールとは~
オーバーホールとはムーブメント(機械)をパーツ毎に分解して洗浄をかけ再度組み直します。 洗浄することによって古い潤滑油を洗い流し、新しい潤滑油をさすことによって出来るだけ新品の状態に近づけます。この方法はパーツに破損が無い限り基本的に元のパーツをそのまま使います。定期的なオーバーホールはパーツの保護にもつながります。
時計の油は蒸発しにくいような成分でできていますがそれでも永久に使えるわけではありません。徐々に乾燥してきてしまいます。この状態を油切れと呼びます。油が切れた状態で無理に機械を動かすと歯車に負担がかかり、最悪の場合歯が欠けてしまいます。部品が破損した場合交換しなければならないため、通常料金に部品代が加わってしまいます。あらかじめご了承ください。
精密機械といえる腕時計は、パーツのちょっとした磨耗や欠けで機能が落ちてしまいます。そのために、定期的なオーバーホールが大事になっていきます。では、また何か気になる事がありましたら、気軽にBROOCH時計修理工房にお越し下さい。
BROOCH時計修理工房 紫竹山店 新潟県新潟市中央区紫竹山3丁目8-33 TEL 025-246-0007
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ケース・ブレスポリッシュ | ¥11,000(税込) |
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