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WAKO-ワコー- VJ20A ムーブメント交換 修理

5月 27th, 2021

WAKO-ワコー- VJ20A ムーブメント交換 修理

WAKOの歴史は、前身である服部時計店が創業した1881年に遡り、銀座のシンボルとなった、初代時計塔が完成したのは1894年のことです。銀座で生まれ、育まれてきたWAKOの歴史に少し触れていきたいと思います。

1881年に創業した服部時計店は現在のセイコーホールディングス株式会社にあたります。
初代時計塔が完成したのは1894(明治27)年。
和光の前身である服部時計店の創業者・服部金太郎が、銀座4丁目交差点角地の朝野新聞社屋を買い取り、増改築の末に、1895(明治28)年1月、服部時計店はこの新店舗で営業を開始しました。
その後、大正の好況期に入り、建て替えが計画されたものの、 1923(大正12)年の関東大震災により建設を中断。また、営業中の仮店舗も焼失しました。工事が再開されたのは1929(昭和4)年末になってからのことでした。
現在の時計塔は建築家・渡辺仁氏の設計により、1932(昭和7)年6月に竣工した二代目です。
一時は建物がP.X.(Post Exchange 軍隊内で飲食物,日用品などを売る店のことで、旧日本軍では酒保と呼ばれた)として接収されたそうです。

1947(昭和22)年4月に服部時計店の小売部門の業務を継承して株式会社 和光が設立され、銀座5丁目の仮店舗にて営業を始めました。そして、P.X.としての接収が解除された1952(昭和27)年12月8日、現在の和光本館での営業を開始しました。これを記念して、ショーウインドウのデザインを当時の気鋭のデザイナーが競作し、話題を呼びました。以後、和光のショーウインドウは、「銀座の顔」として世界的に有名になりました。

アンティーク懐中時計のムーブメント交換

こちらの時計は、40年以上前の時計らしくムーブメント自体、手に入るか微妙なところでしたが、さすがはセイコーウォッチだけあって今も現行モデルで交換可能でした。
修理の事も含めて時計を開発していく様がセイコーやロレックスの素晴らしい所でもあります。

懐中時計らしい品格と歴史に触れ今回の修理作業も感慨深いものとなりました。

ワコーの時計を新潟市にある時計修理工房でムーブメント交換しました。

 

BROOCH時計修理工房 紫竹山店 新潟県新潟市中央区紫竹山3丁目8-33 TEL 025-246-0007

BROOCH時計修理工房 万代シティ店 新潟県新潟市中央区万代1丁目6−1 シティバスセンタービル 2F TEL 025-246-0007

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