セイコー (SEIKO) ドルチェの腕時計の電池交換
今回紹介するのは、セイコー (SEIKO) ドルチェ (DOLCE) SACM150の電池交換です。
ボーイズサイズのようなケース径、品のあるドルフィン針、そして薄く軽いボディ。流行に左右されないドレスウォッチとして普遍的なモデルですね。
こちらの時計は購入から約2年、止まったのは1、2ヵ月前、初めての電池交換でお越しくださいました。
電池が切れてから少し放置されていたため、液漏れをしている可能性が懸念されました。液漏れとは、電池の中に入っている液体が電池の外に漏れてしまう現象で、使い切った電池を放置していると起こる可能性があります。
裏蓋を開けてみると
一部、液漏れによる汚れが見受けられたため、できる範囲で汚れを拭き取る応急処置を施しました。新品電池での動作確認はできましたが、お客様には液漏れが起きていたことをお伝えしました。そして、大切に長くお使いいただくためにもオーバーホールを提案させていただきましたが、今回は見送る形となりました。電池が切れた時計を放置しておくと中の機械にとっては非常に良くないため、止まったらなるべく早く電池交換されることをオススメします。
また今回は、電池交換と一緒にパッキン交換もさせていただきました。パッキンとは裏蓋の溝にある輪ゴムのようなパーツで、防水防塵効果があり、時計を長持ちさせるためには欠かせないパーツです。電池交換による裏蓋の開閉時に、パッキンを100%元の形に戻すことはできないため、一緒にパッキンも交換することをオススメしております。
セイコー ドルチェとは
ドルチェは、「大人の男性のスマートなライフスタイルに寄り添うドレスウオッチ」として展開されるセイコーのコレクションです。対して、「感性豊かな女性に贈るエレガンスウオッチ」としてエクセリーヌという女性向けのコレクションもございます。
ドルチェ&エクセリーヌというブランドのもと、ペアウォッチとしても広く認知されており、クオーツ、ソーラー、ソーラー電波時計がございます。
セイコー (SEIKO) の腕時計修理はBROOCH時計修理工房へお任せください
ブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)だけではなく、電池交換・コマ調整・バネ交換・バンド交換などの作業などありとあらゆる修理・作業を承っております。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております。