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OMEGA シーマスター 120m の電池交換。

4月 8th, 2020

オメガ シーマスター 電池交換 時計修理

シーマスターはオメガを代表する腕時計のひとつですが並ぶスピードマスターと違って大きな逸話があるわけではありません。しかし伝説のダイバーが潜水100mを達成したときに身に着けていたとても実績のある腕時計です。

今回はこのシーマスターの電池交換の依頼です。

オメガ シーマスター 電池交換 時計修理は新潟市ブローチ時計修理工房におまかせください!

~止まってしまったらすぐ診てもらおう!~

クオーツ式時計が動かなくなったときはすぐに電池交換をすることをお勧めします。なぜなら寿命が尽きた電池を長期間そのままにしてしまうと液漏れを起こしてしまうからです。
液漏れした状態で何年も放置していると、機械内部まで漏れた液が侵入してしまいそれが腐食の原因となり電池交換では動かない場合もあります。
すぐに電池交換を行えば1,000円~2,000円で済むものが、もっとかかってしまうことになるので電池が切れた際は早めの電池交換をおすすめします。

不調の出たクオーツ時計がbroochに持ち込まれた場合、先ずは時計の状態をチェックします。

内部の錆の進行がひどい場合、電池から漏液が起こっており、ムーブメントの部品が腐食している場合もあります。オーバーホールで対処できない事も無いのですが、クォーツ時計の場合は機械自体を丸々新品に載せ替える修理の方がリーズナブルに行えますので、その場合はムーブ交換をおすすめします。
特にダイバーウォッチなどスクリュー式リューズをきちんと閉めずに水に浸してしまえば巻き芯自体や内部の部品にかなりのさびの被害が出てしまいます。

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今回お持ちいただいたシーマスターの内部を見てみると、、、錆の出てしまっている巻き芯(マキシン)と電池装着部に帯びたたしい漏液の跡が。こうなると回路が不動になってしまったりして時計師が修理すことができない場合があります。

~ちょっとした時計知識 リューズ編~

リューズとは時計の時刻合わせをしたりするときに使うボタンのような部分です。そしてマキシン(巻き芯)はリューズで操作したことを時計に伝えるためのパーツです。上写真の横にあるのがマキシン。形を見ていただくと形状からも見ていただける通り、リューズと巻き芯は別の部品です。リューズを使う回転方向とは逆向きのネジで巻き芯をリューズに装着しているのです。時計のとっては一つのレバーのような部品になっています。
一般的には、巻き芯とリューズは、ネジとネジ穴の関係になっていて、ネジ山が切られた巻き芯を、ネジ穴のあるリューズに差し込んで締めこんでいきます。ただ締めこむだけでは強度が足りませんので、この接合部分を接着することによって、ぜんまいを巻く際や時刻を合わせるという操作の際に、取れてしまわないような強度を作り上げています。手巻きや自動巻きの時計の場合はリューズを開けて時刻調整やゼンマイをまくことが多かったのでリューズとマキシンは両方とも消耗品扱いで時期が来たら交換して当たり前のモノだったのです。

幸いこちらのシーマスターは機械内部まで漏液の進行はしておらず、端子部分をきれいにして電池交換をしたら動いたのでそのままお返しいたしました。

~ブローチ時計修理工房で行える修理・作業!~

ブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)だけではなく、電池交換・コマ調整・バネ交換・バンド交換などの作業や、
折れ込んでしまったネジやピンの除去、湿気や水滴が入ってしまった時計の乾燥などありとあらゆる修理・作業を承っております。

大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、それぞれ理由があると思いますが、その時計が壊れてしまったら悲しくなりませんか?
壊れたら買い換えたらいい。そう思う方も中にはいらっしゃるかもしれません、ですが壊れないように定期的にメンテナンスすれば一生ものです!もし壊れてしまっても直せます!
お使いの時計に不具合等ありましたら是非一度ご相談だけでもブローチ時計修理工房へお持ちください。

 

BROOCH時計修理工房 紫竹山店 新潟県新潟市中央区紫竹山3丁目8-33 TEL 025-246-0007

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