Archive

【ブローチ時計修理工房神田店】腕時計のケース素材のご紹介!!ポリッシュ磨きはブローチへお越し下さい!!

8月 3rd, 2022

こんにちは!ブローチ時計修理工房神田店です。今回は腕時計生活をする上で大事な部分・ケース素材について一部ご紹介したいと思います。大事な大事な機構を納めているケースとはどんな素材なのか。3大時計ブランド パテックフィリップランゲ&ゾーネバシュロンコンスタンタン、その他様々なメーカーはやはり素材に並々ならぬ拘りを持って製作しています。知っているようで案外知らないケース素材はどんな物があるのでしょうか?

チタン


ステンレス・スチールに対して重量が60%と軽く、腕時計向けチタン合金にはニッケルが使われない事から、アレルギーフリーでもあります。引っ張り強さに優れたチタン合金が主流です。

ブロンズ


銅を主材料にスズや他の金属を含む合金で、調合によってゴールドと同様に様々な色合いを引き出す事が可能。黄金色だけでなくホワイトゴールド、レッドゴールドの様なブロンズも作れる。使い込んだ味【エイジング】が注目される素材です。

カーボン


軽量で強靭な素材。レーシングカーのボディや野球のバット、自転車の本体など幅広く使われています。時計ではクロノグラフ系モデルやスポーツモデル系に多く採用されているケースが多いです。正確にはカーボンファイバー【炭素繊維の束を樹脂で固めて整形して使う】という名称です。

セラミック


非・金属素材の為、低アレルギー性で人体との親和性が高いマテリアル。軽量で硬度に優れ、傷にも強く、独特の光沢も人気。腕時計では酸化ジルコニウムを原料として焼成し、安定化させたセラミックが多く採用される。研磨には高い技術を擁します。

プラチナ


金融市場では現在、金との価格が逆転していますが、ステイタスの最上位の存在。トゥールビヨンや永久カレンダーなど特別なモデルに採用されるケースが多い。非常に重く、加工も難しい為、通常は銅、銀、ニッケルなどを加えて表面をロジウムメッキで仕上げます。

ステンレス・スチール


一般に、鉄に10.5%以上のクロムを混ぜた合金の事を言います。サビない性質の秘密はクロムが鉄、酵素と結合して不動態被膜を作る為。耐蝕性が高いニッケル、引っ張りに強度に優れたモリブデンを主な原料とする腕時計が主流。

写真の時計は木製 様々な素材があります。

腕時計のケース素材には伝統的に使い続けられているものと、後に追加されたものとあります。自分の時計がどういった形や素材で自分を楽しませてくれているのか、守ってくれているのか、調べてみると増々時計に愛着をもつ様になると思います。

 

BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

 

閉じる