水に要注意な季節【東京神田・ブローチ時計修理工房】
これからの季節、梅雨になり夏を迎えますが、時計を扱うときは「水」に要注意です!!腕時計を扱うときに、最も注意しなければならないことの1つが「水」の問題です。そこで、現代の腕時計で無視できない機能が「防水」といえます。目には見えない性能でありながら防水の有無と機能レベルの差は腕時計の使用条件を決める重要なポイントですよね。ところが高級腕時計の世界では、この防水性能に大きな差があります。一般的に複雑時計やドレスウォッチ、宝飾時計などの高級モデルでは、防水意識が低いものが多いのです。3気圧防水( 30メートル防水)のことを日本では「日常生活防水」と表記しますが、多くはこの程度です。手を洗うくらいでは問題ありませんが、シャワーのときには外さなければ、というレベルです。また復刻モデルや特に審美性の高いモデル、アンティークなどでは「非防水」と堂々と表記されていることもあります。防水性能をおおなかに分けますと下のようになります。
①日常生活防水
雨や手を洗う時に少し濡れる程度に耐えられる。
②日常生活強化防水
水遊び水上スポーツ、水仕事での使用に耐えられる。
③空気潜水用防水
スキューバダイビング等、空気ボンベを使用する潜水に耐えられる。
④飽和潜水用防水
ヘリウムと酸素の混合気体を使用して更に深い潜水をする飽和潜水と呼ばれる潜水に耐えられる。
ロレックスサブマリーナー修理事例
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腕時計の仕様上、水は最大の敵ですよね。内部に水分が入ってしまうと、精密機械はすぐに動かなくなりますから、防水性能の高い商品を選ぶのに越したことはないわけです。趣味でスキューバダイビングやマリンスポーツをする方ならば③や100メートル防水というように、用途に応じた性能を選ぶことが望ましいですね!また、すでに持っている腕時計に関しても、日常心がけて使ってもらうにこした事はないですが、うっかりというのがありますよね。お客様で時々いらっしゃいます。着けたままシャワーを浴びてしまったとか。。だれしもそうゆうことはあると思うのでいっその事、気使うのがめんどうくさいよ~と言う方はダイバーズウォッチとかを検討してみるのもひとつかもしれませんね!ご購入のお手伝いも出来ますので、ぜひ一緒に選ばせてください!!
ブローチ時計修理工房はタグホイヤー、SEIKOの正規代理店でもあります。そのほか【電池交換】や【オーバーホール】、【研磨(ポリッシュ)】【ベルト交換】など、腕時計修理全般を承っております。他店で断られた腕時計もお気軽にご相談ください。