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OMEGA(オメガ)SPEEDMASTER RACING のオーバーホール

4月 14th, 2022

今回ご紹介するのは、OMEGA(オメガ)SPEEDMASTER(スピードマスター)RACING CO‑AXIAL CHRONOGRAPH ref.3594.50 145.0222 345.0222 のオーバーホールです。
5年程前に購入されたそうで、今回初めてオーバーホールをしました。

OMEGA(オメガ)ref.326.30.40.50.03.001 のフェイス

スピードマスターは、オメガを代表するタイムピースのひとつです。
スピードマスターレーシングはそんなベーシックモデルをよりスポーティーなデザインにブラッシュアップしたコレクションです。近年では、このモデルを選ぶ方も増えています。選ばれる大きな理由としては、スポーティーなデザイン性、一般的なスピードマスターよりも個性を出せるというところを挙げる方が多いです。スピードマスターレーシングかっこいいですね。

OMEGA(オメガ)ref.326.30.40.50.03.001 のリューズ側

傷の付きにくいサファイア・クリスタル ガラスで保護されています。ぷっくり膨らんだベゼルのデザインも可愛いです。

OMEGA(オメガ)ref.326.30.40.50.03.001 のムーブメント
ムーブメントはCal.3330。これにはオメガの最新の技術が盛り込まれています。
調速機構にはオメガが量産化に成功したコーアクシャル脱進機を搭載されています。それだけではなく時間精度を保つための「フリースプラングテンプ」、そしてテンプのひげゼンマイには温度、磁気の影響を受けにくいシリコン製を採用しています。もちろんクロノグラフのスイッチ機構にはコラムホイール(高級クロノグラフに採用されている方式)を採用しています。
外装も中もこだわって作られているのが伝わりますね。

オーバーホール

OMEGA(オメガ)ref.326.30.40.50.03.001 のオーバーホール後のフェイス

オーバーホールをして時計は改めて元気に動き始めました。止まっていた原因は、油切れやパーツの破損でした。分解洗浄と部品交換(クロノグラフ機能とローターカナの交換)をいたしました。
鮮やかに輝くブルーダイアルが眩しいです。個人的には、大きめのインダイアルが好きです。デイト表示と被せたり、ギョーシェ彫り(クル・ド・パリ仕上げ)が施されていて、存在感がありますね。

OMEGA(オメガ)の時計修理はBROOCH時計修理工房へお任せください

ブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)だけではなく、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
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