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OMEGA(オメガ)ref.3594.50 のオーバーホールとポリッシュ

4月 4th, 2022

今回ご紹介するのは、OMEGA(オメガ)SPEEDMASTER(スピードマスター)ref.3594.50 145.0222 345.0222 のオーバーホールケースポリッシュ、そしてバンド交換です。
20年程前に購入されたそうで、今回初めてオーバーホールをしました。

OMEGA(オメガ)ref.3594.50 のオーバーホールとポリッシュ前のフェイス

皆様はもうお気づきでしょうか。こちら、普通のスピードマスターではありません。スピードマスターのファーストレプリカです。つまり元祖ファーストモデルの復刻とも言える時計ですね。初代スピードマスターは1957年に登場し、マニアからは幻のモデルと言われ滅多に見ることが出来ません。こちらの時計はその初代スピードマスターから40周年記念として発売された時計になります。
いやあかっこいいです。お預かりさせていただけて嬉しいです。
こちらの時計を見たとき、個人的にはテンション上がってしまいました。

現在のスピードマスターと比較してみると特徴となる点が沢山あります。
ブロードアロー針、アプライドロゴ、旧書体(横長のロゴや下がりR)、ステンレスタキメーター、PROFESSIONALという文字の無い文字盤、、。なんかもう手巻きのスピードマスターというだけでたまりませんね。

OMEGA(オメガ)ref.3594.50 のオーバーホール前のムーブメント
ムーブメントはCal.1861。見た目が綺麗なムーブですよね、これも個人的に好きです。

オーバーホールポリッシュ

オーバーホールをして時計は改めて元気に動き始めました。ポリッシュバンド交換のビフォーアフターを御覧ください。

before

OMEGA(オメガ)ref.3594.50 のフェイス1

after

OMEGA(オメガ)ref.3594.50 のオーバーホールとポリッシュ後のフェイス2

OMEGA(オメガ)ref.3594.50 のオーバーホールとポリッシュ後のフェイス1

OMEGA(オメガ)ref.3594.50 のバンド交換後のフェイス

ケースポリッシュをすることで新品同様の輝きを取り戻しました。小傷のあった風防もピカピカになりました。一気に高級感が増して素敵です。
バンドも傷んでいたので交換しましたが、時計の表情が一変しましたね。シックなスピードマスターにタンのベルトを合わせるなんて、オーナー様のセンスが光りますね。新しい時計を買ったみたいです。
これからもご主人様を近くで見守ってあげてくださいね。

OMEGA(オメガ)の時計修理はBROOCH時計修理工房へお任せください

ブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)だけではなく、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談ください。

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