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CREDOR(クレドール)の腕時計の電池交換

1月 21st, 2022

本日紹介するのはCREDOR(クレドール)の電池交換です。

SEIKOCREDOR(クレドール)とは?

クレドールは、1974年にセイコーの貴金属を素材とした特選腕時計をブランド化したときに誕生しました。1982年にはジュエリーウォッチという、貴金属をふんだんに使用した超高級腕時計の製造販売をスタートします。クレドールのデザインは、日本の美意識に拘ると同時に、時代や文化を超えて世界に通用する腕時計を心がけています。また、クレドールはseiko(セイコー)の腕時計なので機能性にも優れています。クレドールの名前の由来は黄金の頂きという意味で、3つの山をモチーフにしています。ここでいう3つの山とは、「感性」と「技術」と「技能」です。これら3つの山のレベルをクリアした作品だからこそ、芸術性が高い商品が製造されるというわけです。

CREDOR(クレドール)の電池交換はブローチ宝石・時計修理工房へ
文字盤の6時の方向には、金(k18)とダイヤモンドが一粒はめ込まれていて、大変美しいジュエリーウォッチですね。身に着けているだけで高揚感がでそうな豪華な時計で手元を華やかに見せてくれます。
こちらの時計は、購入から15年以上経過しており定期的に電池交換を行っていたそうです。本日は時計が動かなくなったとの症状がありご来店されました。最後に電池交換を行ったのが2年前とのことで、ちょうど電池が切れる期間でした。時計を点検したところリューズは軽やかに回り、ガラスケース、ベルトともに綺麗で破損や大きな傷は見受けられませんでした。

早速作業にとりかかります

ブローチ宝石時計修理工房
こじ開け式の裏蓋を丁寧に開けてみると、時計の中の機械は大変綺麗でした。定期的な電池交換のおかげで液漏れなどもしておらず、すぐに電池交換を行うことができました。なので、クレドールの電池交換を¥1,100で承りました。
時計の電池を止まったまま放置をしていると液漏れの原因になります。液漏れとはクォーツ式時計を、電池切れの状態で 止まったまま置いておくと、電池から液が漏れ出してしまうことをいいます。その原因は「過放電」によるものが多いです。過放電とは、電池電圧が時計を作動できない量(電池切れ)になってからも放電している状態です。過放電状態になると 電池内部に水素ガスが発生し、その水素ガスによって内圧が上昇してしまいます。そのため安全弁から水素ガスを放出し、電池の破裂を防ぎます。その時に電池のアルカリ液も同時に放出されてしまいます。
この状態になると分解掃除(オーバーホール)が必要となります。そうならないようにするには、電池切れの状態で保管せず 時計が止まったらスグに電池交換をしてください。しばらく使用する予定がなく、時計の電池を抜いて置いておくというのは、液漏れを防止するという点ではひとつの選択ですが、また使いたくなった時に 新しい電池を入れて作動させても、長い間止まっていた時計は、油切れなどの理由でスグに止まってしまうなどのデメリットがあります。やはり、電池が止まったらスグに電池交換をして、時計を作動させておくというのが大切になります。

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