コテツ車とは

リューズの回転を時刻合わせする機構に伝達する車です。リューズの回転はマキシンという棒状の部品を通ってまずツヅミ車に伝達されます。そこから、コテツ車に回転が伝わり、日の裏車から分針がついているツツカナへと続いていきます。

上の写真はETAのコテツ車です。左のものは長年の使用により歯が欠けてしまっています。ここが欠けてしまうとツヅミ車とかみ合ったときに空回りしてしまい、時間合わせができなくなってしまいます。