テンワに装着された、テンプ自体のバランスをとるためのねじのこと。このネジを足したり減らしたり、又はねじ込みの度合いを変えてテンワの重量バランスを均等になる様に調整する。
20世紀の中頃までは、中級グレード以上のほとんどの時計に使われていた。
その後、テンワ自体の材料の品質向上や、チラネジをつける事による重量と空気抵抗の増加によるデメリットの為、近年以降の時計のテンプにはあまり使用されなくなった。
しかしネジによってテンプの微調整が出来る事やその美観から、21世紀になった現在でもランゲ&ゾーネ等一部の高級時計等に使用されている。