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クラウン(Crown)

腕時計を操作するネジつまみクラウン

リューズ(竜頭)の事。時計の側面に付いている突起物でゼンマイの巻き上げや時刻合わせに使います。クラウンは龍頭(リューズ)の英語名称。
クラウンは通常3段階のポジションが有り、通常は押し込まれた場所にセットして使います。この押し込まれた場所をゼロポジションと呼びます。

リューズ0ポジションにキープして使用
上写真が0ポジション、通常このポジションでは日常生活防水などが効いている状態です。ダイバーズの防水時計などは0ポジションをねじ込み式でロックするスタイルのリューズも有ります。ねじ込み式リュウズと呼ばれます。
カレンダーを変更する時はシューズを1段階引き出す1ポジション
カレンダー表示の付いている腕時計は1ポジションでカレンダーの切り替えを行う事が出来ます。カレンダーの無い時計の場合は1ポジションで時間針を操作して時間調整する事が出来ます。通常使用で1ポジションの状態にしたままですと、埃や水分が容易に時計内部に侵入できるので必ずリュウズは0ポジションへ押し込んでおかなければなりません。
GMT機能を備えた時計などでは短針だけを単独操作できるのもこの1ポジションです。リュウズは時計を操作する唯一のパーツですので、ブランドによって若干機能に違いが有る事をご了承ください。
crownリューズ2ポジション
クラウンの2ポジションは1ポジションよりもさらにリューズを外側へ引き出してセットします。あまりに強く引っ張るとリューズが抜けてしまうことが有りますので丁寧に操作しなければなりません。カレンダー付の時計の場合は時間針を動かして日時の調整が出来るポジションです。
自動巻き時計や手巻き時計の時刻合わせの場合は、先ずは1ポジションにセットしてカレンダーを前日にセットします。その後2ポジション迄クラウン・リューズを引き出して現在時刻にセットします。この時、わざと昨日から時間を送って本日に時刻を合わせます。これはカレンダー付時計の場合、12時間表示の時計が内部的に午前か午後が判別できないためです。

意外と多いクラウン(竜頭)関係の修理

腕時計の中で操作する頻度の最も多いパーツだけに修理の事例も多いパーツでもあります。クラウンは簡単に抜けてこない作りになってはいますが、それも内部の繊細なパーツの引っ掛かりを利用して抜けを防止しています。強い力で引っ張り過ぎてクラウン(竜頭)が抜けてしまったり、1ポジション、2ポジションではそれぞれ回す歯車が内部で切り替わるのですが、中途半端なポジションで無理に操作して時計内部が破損してしまう事もあります。
また何かの拍子にクラウン(リューズ)が1ポジションに上がってしまったまま使用して水が入ってしまったり、腕時計のトラブルで最も絡む可能性の多いパーツがクラウンなのです。

特殊な機能を持つクラウン・リューズも有ります。

防水性や耐久性を高めるためにケースと密着できるねじ込み式(スクリュー式)のものも多数存在します。また、カルティエのパシャなどはリューズカバーをねじ込み式で被せてリューズを保護合します。この特徴的な機構は天才的な時計デザイナー「ジェラルド・ジェンダ氏」考案によるもの。こうしたリューズガード付きの腕時計はなかなか目にする事が少ない。

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画像はカルティエのパシャ

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