自動巻き機構の一部
腕の動きにより自動巻き機構を回すための半円状の分銅のことです。振動を受けることよりローターは回転をし、巻き上げ動力を作り上げる。腕時計を装着しているだけでローターが回転するため、自動的に“ゼンマイを巻く”というメカニズムです。
自動巻き機構は開発された当初は片側に回した時しかゼンマイが巻かれない仕組みでしたが、1931年にロレックスが両巻きのローターを発明しました。
ローターに使われる金属は、ステンレススチールや金など様々であるが、フランクミュラーのようにプラチナ製のローターを高級要素の1つとして打ち出しているブランドも存在します。