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ROREX EXPLORER Iの歴史


エクスプローラーⅠは探検家用として1953年に誕生したモデルです。

第二次世界大戦後の探検ブームがきている1950年代、ロレックスは
ひそかに過酷な環境下でも使用可能なプロフェッショナルウォッチの開発を進めていました。

その後、1953年5月29日、ニュージーランド人の登山家エドモンド・ヒラリーとチベット人のテンジン・ノルゲイが世界初のエベレスト登頂に成功したことが世界的な話題となり、その功績を称えるためにロレックスが生み出したのが探検家を意味する「エクスプローラー」でした。

「冒険者に正確な時間を素早く伝えること」をコンセプトに、
無駄な部分がないシンプルなデザインが誕生から50年以上が経過した今でも守られ続けています。

 

Rolex_EP_01




シンプルなデザインと美しい文字盤

エクスプローラーⅠは文字盤の美しさが際立つよう、設計されています。
文字盤は黒文字盤となっていますが、この黒文字盤には良し悪しがあり、
一般的には黒色が濃ければ濃いほど良い文字盤とされています
ロレックスの黒文字盤は、黒のラッカーがかなり厚く塗られており、非常に深い黒色で視認性が抜群です。

このラッカーの厚みについては、日付枠のある時計は枠の切り取られた部分で厚みが確認できますが、エクスプローラーⅠは日付枠がないため、その厚さをわからせないという部分も面白いです。

また、インデックスは、三角のインデックス、3・6・9の数字の間にはバーインデックスがあり、
これらは左右均等のシンメトリーでバランス良く配置されています。

エクスプローラーⅠは外装がシンプルな分、文字盤が一層際立つ、文字盤を主役とした時計です。

ROLEX EXPLORER(ロレックス エクスプローラー)のオーバーホール・外装磨き(ポリッシュ)

シーンを選ばず使用できるデザイン


シンプルなデザインで、どんなシーンにもマッチするスポーツロレックスの基本ともいえるモデルです。
抜群な視認性を誇る黒の文字盤に、シンプルで控えめな外見と対照的にハードな使用にも耐える構造です。

エクスプローラーIはカレンダーさえ持たない3針構造による究極のシンプルデザインとなっています。
そのすっきりとしたデザインが魅力で、仕事の時や休日にも使えるだけでなくフォーマルな場面でも合わせることができます。
高級モデルでありながら派手すぎず、少し出かけるだけでも着けることができると人気のデザインです。


BROOCH時計修理工房では、アンティークウオッチ販売、電池交換、オーバーホール(分解洗浄)は、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております。お気軽にご相談下さい。

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