「洗練された大人の女性らしさ」を演出するCartier(カルティエ)の「マスト」シリーズ
上質でありながらも、肩肘張らずにさりげなく身につけられる――
そんな時計を探している大人の女性にこそ知ってほしいのが、Cartier(カルティエ)の「マスト」シリーズです。
今回は、以下の4モデルを「平日〜週末のコーデ」にあわせてご紹介します。
「マスト ヴァンドーム」
「マスト21」
「マスト トリニティ」
「マスト タンク」
「洗練された大人の女性らしさ」を、1週間の着こなしでどう演出できるか。ぜひ時計選びの参考にしてください。
なぜ「マスト」シリーズが今、注目されるのか
1970年代後半、「生活に“Must(不可欠なもの)”を」というコンセプトから誕生したマストシリーズ。従来の豪華で高価なゴールドウォッチとは異なり、シルバー925に厚く金を張る「ヴェルメイユ(vermeil)」 — あるいはステンレススティール — を使うことで、比較的手の届きやすい価格帯を実現しつつも、上品さとカルティエらしい気品を保った時計です。それゆえ「初めてのカルティエ時計に」「普段使いにも使える上品な一本」として、30〜60代の働く女性にぴったり。しかも、今はヴィンテージ市場で再評価されつつあり、「さりげなくカルティエを身につけたい」大人の女性に刺さるタイミングです。
月曜〜水曜:フォーマル/オフィスの日 → マスト21
1986年に発表されたマスト21は、「21世紀」を見据えたラウンドケースのポストヴィンテージモデル。ステンレススティール製やコンビ(GPを含む)など、比較的シンプルで都会的なデザインが特徴です。
こんなコーデに
白シャツ × テーラードジャケット、クリーンなパンツスタイルなど、オフィスやきちんとした場面に。シルバーの輝きとローマ数字ベゼルは、控えめながらも上品。ブルースチール針のさりげないアクセントが、手元を洗練させてくれます。特に「ステンレス × クォーツ」のマスト21 W10073R6 は、軽くて実用的。普段使いしつつ“さりげなくカルティエ”を楽しみたいなら最有力です。
水曜午後〜木曜:都会的・洗練スタイル → マスト ヴァンドーム
「マスト ヴァンドーム」は、シルバー925にヴェルメイユ(金張り)加工を施したクラシカルなドレスウォッチ。複雑なラグデザインやローマンインデックス、ブルースピネル付きリューズなど、カルティエらしい伝統的なエレガンスが漂います。
こんなコーデに
モノトーンのワントーンコーデ、またはニュートラルカラーのワンピースに。アクセサリーは控えめに、時計だけでほどよく“きちんと感”を演出。顔まわりがすっきりしたスタイルにもよく映えます。週の真ん中、仕事が立て込むけど「キレのある大人の私」でいたい日。そんなときの“相棒”にぴったりです。金曜:華やかディナー、週末ムード → マスト トリニティ

- 「マスト トリニティ」は、あの有名なトリニティリングと同じ“3つのリング”のモチーフを時計に落とし込んだユニークなデザイン。シルバー925 + ヴェルメイユによるケース、丸型フェイス、レザーストラップなど、ジュエリーウォッチとしての顔を持っています。
こんなコーデに
シルクブラウス × フレアスカートやワンピース、あるいはディナールックなど、少し女らしく華やかに。アクセサリー感覚で手元に“女性らしいぬくもり”を添えたい夜に。手首に寄り添うような優雅さがあるので、シンプルな服にあわせても自然と“品のある華やぎ”が加わります。週末、休日のお出かけ:リラックス × エレガンス → マスト タンク

- マストタンクは1976年に誕生した、カルティエの大衆向けライン「マスト」の代表的なモデル。スクエアなケースに剣型の針、サファイアカボション付きリューズなど、クラシックな時計デザインの定番です。1970〜2000年代のポストヴィンテージとして人気が高まりつつあります。
こんなコーデに
デニム × 白シャツ、ニットワンピース、リラックスした休日スタイルにも自然になじむ万能選手。かつて「高級品はフォーマルだけ」でなかったことを思い出させてくれる。普段の装いをほんのり引き締めたいときにおすすめです。「重たすぎず、でもちゃんとしてる」――そんなバランス感を求める休日にも、マストタンクはしっくりきます。お気に入りの一本はどれ?
私たち女性にとって、時計は「実用性」だけでなく、「自分らしさ」を添える大切なアイテム。
この「カルティエマスト 4モデル」は、それぞれに異なる魅力とキャラクターを持っています。
- ・まじめな平日 → マスト21
- ・洗練された都会のムード → マスト ヴァンドーム
- ・週末の華やぎ → マスト トリニティ
- ・リラックス感とエレガンスの両立 → マスト タンク
- 「今日はどれを使おう?」と、その日の気分や装いで選ぶ――そんな楽しみを与えてくれるのが、マストシリーズの良さだと思います。
- マストシリーズは多くが現行モデルではなく、ヴィンテージまたは生産終了モデル。だからこそ「見比べ」「着け比べ」が大切。写真やSNSではわからない「雰囲気」「サイズ感」「手元での印象」が、実際の店舗でこそ掴めます。また、年代やモデルによってサイズ感・重さ・装着感が異なるため、自分の手首やライフスタイルに合った一本を選ぶためにも、店頭でのご試着がおすすめです。ぜひご来店の上、お確かめください。
BROOCH時計修理工房紫竹山店
- BROOCH時計修理工房紫竹山店では、アンティークウオッチ販売、アクセサリー販売、オーバーホール(分解洗浄)は、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。
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なぜ今「3520-50」が注目されるのか?
オメガスピードマスター3520.50 は、“OMEGA(オメガ)” の人気クロノグラフシリーズ スピードマスターの中でも、通常の「ムーンウォッチ」とは明確に異なる個性を持つ「デイデイト/トリプルカレンダー」仕様のモデルです。
このモデルは、1997年に “スピードマスター誕生40周年” を記念して登場した “マーク40シリーズ” のひとつ。Ref. 3520-50 はその中でも「コスモス (Cosmos)」の通称で知られています。
“ただの時計” ではない――曜日・月・日付の3種カレンダーに加え、24時間表示、クロノグラフ機能を備えた「マルチコンプリケーション」仕様。トリプルカレンダー付きのクロノグラフを、自動巻きムーブメント (Cal.1151) に収めた完成度の高さが魅力です。ケース径は約39 mm。通常の スピードマスタープロフェッショナル(42 mm前後)より小ぶりで、日常使いにも違和感のないサイズ感が、幅広い腕回りの人にフィットします。こうした “クラシックな機能美 × 実用性” のバランスの良さから、現在でも中古市場で人気の高い “隠れた名品” となっています。
3520-50 とは? ― スピードマスターの別の顔

■ 「Speedmaster」との違い
多くの人が “スピードマスター = 月着用されたムーンウォッチ” を思い浮かべますが、3520-50 はあえてその方向性を外した「日常使いやすさ重視」のモデル。手巻き+クロノグラフだけのシンプル・タフな“宇宙用クロノ”とは異なり、複雑機構でありながら実用性・装着性にも配慮されたデザインが特徴です。
「Speedmasterらしさ」は残しつつ、“毎日使いたくなる実用時計” として仕立てられた、まさに “別の顔のスピードマスター” と言えるでしょう。
なぜ今、3520-50 を手に入れるべきか

- 今となっては生産終了のモデルで、中古市場での出物自体が限られています。
当時のオリジナルボックスがしっかり残った“箱付き”仕様。フルセットはもちろん希少ですが、箱が残っているだけでも大切に扱われてきた証で、コレクションとしての魅力を十分に備えています。
まさに“欲しいと思ったときが買い時”の一本です。 ケース径や装着感が、現代の多くの腕時計より「普段使いしやすい」サイズであること。ビジネスでも休日でも使いやすく、服装やシーンを選ばず活躍します。
3520-50 は「通好みの万能クロノ」
Ref. 3520-50 は、ムーンウォッチという王道からは外れるものの、「実用性」「装着性」「スピードマスターらしさ」のバランスが絶妙な、いわば“隠れた名作”。コレクターだけでなく、初めてオメガを買う人にもおすすめできる一本です。
もし気になったら、ぜひ一度“実物”を見にいらしてください。きっと写真以上の魅力を感じていただけると思います。
- BROOCH時計修理工房万代店

- BROOCH時計修理工房万代店では、アンティークウオッチ販売、アクセサリー販売、オーバーホール(分解洗浄)は、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。












