CHANEL(シャネル)の初めての腕時計プルミエール
CHANEL(シャネル)の歴史
出典:CHANEL
CHANELの歴史は、創業者である「ガブリエル・シャネル(通称:ココ・シャネル)」によって1910年に開業された「シャネル・モード」という小さな帽子屋から幕を開け、ファッション界で有名なデザイナーへと進化していきます。
1920年代、ステレオな「女性らしさ」に抑制された女性たちはキツく締め上げたコルセットや、動きづらいロングスカートを着用していました。
そんな女性を解放すべく新たなスタイルを提唱し続けたココ・シャネルは、当時の女性ファッションへ革命をもたらし、「女性の解放」と呼ばれるほどでした。その逸脱したセンスと斬新なスタイルは、今でも多くのファッショニスタへ影響を与えています。
ココ・シャネルの亡きあと、モード界の帝王と言われる「カール・ラガーフェルド」がアーティスティック・ディレクターとして活躍します。
ココ・シャネルが遺したデザインの哲学を尊重しつつ、ブランドの後継者として、約30年間に渡り、モダンでエレガントな革新的なスタイルを多く残しました。彼の創造力とビジョンが、 CHANELが今でもファッション界のトップである理由のひとつと言われるほどです。
そんなカール・ラガーフェルドと二人三脚で活躍したのが、1965年から2007年まで CHANELの美容製品や時計、ジュエリーアイテムのアーティスティック・ディレクターを務めた「ジャック・エリュ」です。業界人以外にはあまり知られていない彼ですが、後に紹介する「プルミエール」や「J12」など、数々の名作を遺した、 CHANELの歴史を語る上で外せない一人です。
そして現在の CHANELを創る「ヴァージニ・ヴィアール」の時代が来ます。
約30年間、カール・ラガーフェルドの右腕として活躍していたヴァージニ・ヴィアールは、 CHANELのデザインに彼女の視点を加え、現代の女性に広く愛されるスタイルへと進化させます。 これからもヴァージニ・ヴィアールが創っていくCHANELは、世界中の人々を魅了し続けるでしょう。
CHANEL(シャネル) プルミエール
1987年に「ジャック・エリュ」がCHANEL初の腕時計として発表した「プルミエール」は、時計界の貴婦人と称され、高い人気を誇るコレクションです。
八角形の美しいケースはパリのヴァンドーム広場や、「シャネル N°5」のボトルストッパーから着想を得たと言われています。
文字盤は「CHANEL」の刻印と時針・分針のみとなっており、インデックスをなくしたシンプルなデザインで、ジュエリーのようなエレガントさ、華やかさ、気品を持ち合わせています。時間に縛られず、優雅な時を過ごしてほしいというメッセージ性も感じられる商品です。
CHANEL初のウォッチは、ゴールドのチェーンにレザーを編み込んだブレスレットが特徴で、
1980年代当時の腕時計と比べると、それはとても大胆なデザインでした。まさに女性のために作られた憧れ感のあるジュエリーウォッチで、
2024年現在でも、当初のゴールド×レザーのプルミエールは、CHANELのヒット商品である「J12」と肩を並べる人気モデルです。
2024年 現行モデル プルミエール エディション オリジナル
出典:CHANEL
2024年 現行モデル J12, 33MM
出典:CHANEL
そんなプルミエールはヴィンテージ市場でも人気があり、今でも探し、買い求める人々が後を立ちません。
CHANELで初めて発表された腕時計ということもあり、CHANELのファンにはたまらない1本なのです。
「J12」はよりスポーティな印象を与え、「プルミエール」はラグジュアリーな印象を与えることから、普段の装いに合わせて選びたいラインナップですね。
そんなCHANELのヴィンテージ商品をBROOCH宝石・時計修理工房では展示販売しております。
状態の良いものを中心に取り揃えておりますので、クリスマスプレゼントや、ご自身へのギフトにいかがでしょうか。
現在BROOCH時計修理工房三宮店にて「プルミエールMサイズ」を展示販売しております。
是非、実際にお手に取ってお試しくださいませ。
作成者FS
BROOCH時計修理工房三宮店
BROOCH時計修理工房万代店では、アクセサリー、アンティークウオッチ販売、オーバーホール(分解洗浄)は、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。