こんにちは!新潟にあるBROOCH時計修理工房万代シティ店です。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます!
本日も電池交換や、コマ調整、オーバーホールなどの時計修理のために、SEIKO、SEIKO ingénu、Folli Follie、BVLGARI、OMEGA、Daniel Wellington、Briston等の時計をお持ちいただきました。当店では、オーバーホールの際ご一緒にポリッシュ(磨き)もご提案しております。新品同様の見た目に仕上げることができ、時計の印象が変わりますので、ぜひご検討下さい!
今回のブログでは、当店へ時計修理のご依頼を頂くことが多いブランドのひとつでもある「TAG Heuer(タグ・ホイヤー)」についてご紹介いたします。
TAG Heuerは、1860年にエドワード・ホイヤー(Edouard Heuer)によって創業された、スイスに拠点を置く老舗の腕時計メーカーです。他のスイスの腕時計メーカーと同様、”クォーツショック”により資金難に陥っていたところ、アラブ系の投資ファンドであるTAGグループに買収され、それがきっかけとなり「TAG Heuer」という名称になりました。現在は投資会社「TAG」から離れていますが、ブランド名は継承されています。1999年には、LVMHグループ(「LOUIS VUITTON(ルイヴィトン)」、「HUBLOT(ウブロ)」、「ZENITH(ゼニス)」、「BVLGARI(ブルガリ)」などを傘下企業に持つ大手グループ)の傘下に入っています。
1887年に現在のクロノグラフの基礎となっている「振動ピニオン」で特許を取得し、1916年には世界初の1/100秒計測が可能な「マイクログラフ」を開発するなど、創業当初から精密計測と高精度時計の分野で類い稀な実力を発揮してきました。
ブランドの歴史とスポーツには密接な関係があり、特にモータースポーツへの貢献が有名です。オリンピックや、F1、インディカーレースの公式時計に採用されるなど、高精度時計の名門ブランドとして大きな功績を残しおり、1992年からはF1の公式時計を担当、F1世界選手権の創設時から時計製造ブランドでは初のスポンサーを務めています。
1860年の創立以来、スポーツの世界とともに進化してきたTAG Heuerは、革新的な技術と正確性とを併せ持つ時計を生み出し続け、今もなお時計製造業界の最前線で最先端の研究に取り組んでいます。