FAQ

電池交換を依頼したら、オーバーホールが必要だと言われました。本当ですか?

クオーツ時計もオーバーホールが必要になる事があります。新しい電池を入れ、発信があるにもかかわらず時計が動かないなどの場合は、再稼働させるためにはオーバーホールが必要だと判断することになります。

ご質問のケースは上記のパターンもしくは以下に紹介するいずれかのパターンなのではないかと思います。

電池交換、腕時計修理リペアはブローチ時計修理工房新潟

電池交換でお預かりした腕時計の中にも実は電池切れではない場合があります。もともと入っていた電池の残量を計ってみると、まだ電圧がある場合もあります。そうしたケースも”発信があるにもかかわらず時計が動かない”と同様にオーバーホールが必要です。

また電池から漏液したりしてムーヴメントがダメージを受けた場合も同様です。上写真は電池から漏液してムーヴメント内に腐食が進んでしまっているもです。クォーツムーヴメントは少なからず電子部品が使われており、回路が不動となってしまうと時計は動かなくなってしまいます。

そして漏液をそのままにして、ほおっておくと腐食が進んでしまうので早めに修理することお勧めいたします。

クォーツ時計のオーバーホールは場合によってはムーヴメントを全て載せ替える場合もあります。電子回路がダメージを追っている場合はムーヴメントを分解してクリーニング組み上げても動かないことが多いからです。その場合でもオーバーホールの料金は変わりが在りませんのでご安心ください。

腕時計は人生の小さな目撃者と言われます。思い出を共有して自分にとって宝物となった時計は何にも帰ることのできない価値のある品物だと思います。長くお使いいただくには定期的なメンテナンスは欠かせません。ブローチ時計修理工房新潟ではお客様の掛かりつけ医の様なお店でありたいと考えています。ぜひ一度店頭で時計のメンテナンスをしてみてはいかがでしょうか?

 

電池交換豆知識

腕時計の電池は切れる寸前まで電圧が一定で供給されます。そして電池の寿命が来て切れる直前に一気に電圧が落ちます。そのため、遅れが出始めたら1週間以内には止まるのが通常です。ですので遅れや不具合が1ヶ月以上前から出ている場合は電池が原因ではない可能性があります。磁気帯びによって時計の制動が影響を受けている可能性もあります。

しばらく使ってなかった機械式時計が止まっているのを電池切れと勘違いしてお持ち込みになる方が年に2~3組は必ずおられます。機械式の腕時計は時計内部のゼンマイを巻き上げて動いているので、もともと電池交換の必要はありません。奥の場合、文字盤か裏蓋にAUTOMATICと書いてある場合は時計内部のローターを動かしてゼンマイを巻き上げれば動き出すはずです。振ってみたりリューズを回して手でゼンマイを巻き上げてみてください。

また机の中や太陽光の届かない場所に時計を保管しているお客様の中でソーラー電池の充電切れを電池切れと勘違いされる方もたまにおられます。ソーラー電池の場合は通常文字盤や裏蓋にSOLARの文字が書いてあるはずなので確認してみて下さい。