OMEGA(オメガ)Seamaster 120m 2581.21の電池交換
修理ブランドOMEGA オメガ
こんにちは、BROOCH時計修理工房 蒲田店のスタッフNです。
今回はOMEGA(オメガ)Seamaster 120m 2581.21レディースのクォーツ式腕時計の電池交換のご依頼を承りました。
シーマスターの誕生から
初代のシーマスターが誕生したのが約70年ほど前の1948年です。
OMEGA(オメガ)創業100周年の年にこの記念すべき時計が誕生したのです。
オメガは第二次世界大戦中に軍用時計を制作しており、軍用時計には耐磁性や防水性が求められていました。
それらの条件をクリアし、英国軍に採用された実績と経験を活かし開発されたのがこのシーマスターだったのです。
『街に、海に、郊外に』どこにでも身に着けていけるオールラウンドモデルとして開発されたのがこのシーマスターだったのです。
つまり、シーマスターとはダイバーズウオッチとしてではなく防水性のある万能時計としてネーミングされたのです。
そして、1963年にデ・ヴィルが登場。
現在では独立したシリーズとなっているデ・ヴィルですが、そのルーツはシーマスターなのです。
ちなみに、OMEGA(オメガ)の代表作『スピードマスター』でさえも、その出自はシーマスターのクロノグラフモデルといわれております。
また、シーマスターは1995年の映画『007 ゴールデンアイ』でジェームズ・ボンドが着けたことでも有名。
これ以降、ボンドウォッチの印象が強いモデルとなったシリーズです。
それでは、電池交換をすすめていきます。
OMEGA(オメガ)シーマスターは防水性のある腕時計ですので、裏蓋は”スクリューバック方式”で強固に閉められておりました。
”スクリューバックオープナー”をつかって裏蓋を開けていきます。
OMEGA(オメガ)SEAMASTER Jacques Mayolの電池交換事例
こちらの修理事例と同様に、裏蓋を開け、さらにムーブメントカバーが被されており、より水気やホコリ等の侵入を防ぐ堅固な設計になっております。
二重に守られていたムーブメントが姿を現しました。
パッキンはヨレて外れかけていたので、接点をキレイに拭き上げて新しいパッキンと交換致しました。シリコングリスもしっかり浸透させ、ピッタリと装着させます。
そして、ムーブメント周りの汚れを取り除いた上、新しい電池に交換し、動作確認を行います。
何の問題もなくしっかり時を刻み始めましたので、二重の裏蓋達を閉めて、時刻調整を行い、今回の作業は完了です。
OMEGA(オメガ)の電池交換はBROOCH時計修理工房にお任せ下さい!
BROOCH時計修理工房では、腕時計の電池交換、パッキン交換だけでなく、オーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)、コマ調整、バネ交換、ベルト交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。
電池交換(舶来製ムーブメント) | ¥2,200(税込) |
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電池交換(国内製ムーブメント) | ¥1,100(税込) |
パッキン交換 | ¥550(税込) |