BELL&ROSS(ベルアンドロス)BRS-64-CMBl クォーツ腕時計の電池交換
修理ブランドBELL&ROSS ベルアンドロス
二人の夢からなるBELL&ROSS(ベルアンドロス)
デザイナーのブルーノ・ベラミッシュと経営を担当するカルロス・ロシロの二人の名前が由来となっているフランスのブランド「BELL&ROSS(ベルアンドロス)」。
2人は高校時代からの友達同士で卒業後暫くはお互いの道を歩んでいたそうですがやがて再会、はじまりはSINNの時計制作から業界に参加していった。
1992年には正式にBELL&ROSS(ベルアンドロス)を設立し1998年に初めてオリジナルモデル「ヴィンテージ」を発表、
1930年から1950年代のミリタリーウォッチを参考にデザインされた堅牢感とスタイリッシュを両立させたデザインは好評で同時期にシャネルと資本提携を結びます。
2002年にはジンから独立しスイスの自社工場へと生産地を変え2005年に代表作のひとつ「BRシリーズ」をリリースしました。
高校時代から航空機に深く興味を持っていてジンの時計も航空機が由来、そこからインスパイアされ登場したBRシリーズはコックピットの計器をそのまま抜き出したようなデザインになっています。
現在も不動の人気を誇るBRシリーズ
今回お持ち込み頂きましたBELL&ROSS(ベルアンドロス)のモデルもBRシリーズで四角いケースの中に丸型のベゼルに盤面が収まっています。
コックピットクロックを抜き出したようなデザインは時計好きの注目を集めるだけでなくラルフローレンが広告で起用するほどアイコニックなフェイスです。
SINNの時計も航空機器のような視認性を重視していますが、ベルアンドロスも視認性が良く、こちらの時計もブラックのケースに黒い盤面、
そこに白い塗料の2針にインデックスには大きく見やすい数字で視認性良いデザインで機能と外観ともに美しい実用時計です。
6時のスモールセコンドとその隣の小窓にデイトが表示されているのがアクセントに、正面のネジ4本が堅牢性と同時に武骨さの雰囲気に。
盤面とリューズにはベルアンドロスのロゴ「&」のシンボルが記載・刻まれていて愛らしい特徴として見ていて飽きない見た目が人気の理由の一つになっています。
BELL&ROSS(ベルアンドロス)BRS-64-CMBlの電池交換
フェイス正面のネジはケースを通って背面のネジの受けになっていて、これを外すことでベゼルを外し盤面を取り出せるようになります。
リューズを引き出し外した盤面を裏返すとムーブメントが露わになり、ここにある電池を交換して元に戻すことで電池交換完了です。
ケースの全面と背面でムーブメントを挟み込む構造になっているので耐衝撃や着用して肌に密接する部分からの耐水性が高い堅牢な造りになっています。
その分当日の電池交換等請け負えるお店も少ないのかな、という印象になっています。
ブローチ時計修理工房なら当日対応も可能ですし、時計の状態確認も併せて行います。
こちらの時計は強烈な磁器を帯びていてはじめ秒針が動きそうで動かない状態になっていました。
磁器を抜くことで動き出しましたが不具合が時間差で出る場合もあります。
クォーツ式腕時計も使用して数年たっているようならオーバーホールを行うことで安心して時計をお使いいただける状態になります。
また人気の時計でパーツ不具合があると交換のパーツ手配が高額になったり入手が困難なケースもございます。
こちらのベルアンドロスなら現在ある程度パーツの手配が出来そうではありますが、いつまでこの状態かは保証もありません。
もし少しでも時計の不具合やおかしい点、大幅な時間のズレが生じるようでしたらお早目のオーバーホールをお勧めいたします。
その他、気になっていることや、ご相談事も何かあればお気軽にお問合せ下さい。お待ちしています。
電池交換(状態や形状により異なります) | ¥3,300(税込) |
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