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【ROLEX】Air King ref.14000の分解掃除とポリッシュ加工

修理ブランドROLEX ロレックス

こんにちは。ブローチ時計修理工房 神田店新人スタッフの32です!
本日は、ROLEX-ロレックス-のAir King ref.14000のオーバーホールとケース・ブレスレット両方のポリッシュ加工をご依頼いただきましたのでご紹介させて頂きます。

時計卸売商が原点

ロレックスエアキングref.14000分解掃除とWポリッシュ

時計の王様といえば、【ROLEX-ロレックス-】が思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。時計が詳しくない方でも、名前だけは必ずどこかで耳にするロレックス。サブマリーナやデイトナ、エクスプローラーやGMTマスターなど、どのシリーズも大人気です。ロレックスの歴史は、1905年ドイツ出身の商人 ハンス・ウイルスドルフがロンドンに時計の卸売商として設立したところまで遡ります。卸売りが原点とは驚きです。当時、大型輸入店が、時計の名入れは自社の名称のみ入れることを許し、時計を作りお客様の手元へ行くまでの過程で携わった人たちの社名を入れることが許されていませんでした。この広く根付いていた慣習を良く思っていなかったウイルスドルフは、時計卸売商設立から数年後、自身の時計のために【ROLEX】を商標登録し、納入先から時計に【ROLEX】を入れる許可をとり、その数を少しずつ増やしていきました。

ロレックスの文字のみを刻めるようになるまでに約19年かかったそうです。この根付いていた慣習を打ち破るにはやはりそれだけの年月がかかるんですね。

ROLEX 最古のペットネーム

ロレックスの中でも最も長い歴史と最も愛されてきたモデル、エアキングはコレクションされている方やロレックスファンの方には、外せない一本なのではないでしょうか。

1940年代ごろからエアキングの歴史は始まります。当時ロレックスが生み出していたペットネームモデルが生産終了になっていく中、エアキングは需要が高かったこともあり、独立したモデルとして確立していきます。一時的ではありましたが、生産休止期間があったものの、約80年たった今でもロレックスシリーズにラインナップされています。今回お預けいただきました、エアキングref.14000は、1990年ごろ誕生しました。ボーイズという表記はありませんが、手首の細い男性や女性にも合わせやすいサイズと言われているモデルです。

ちなみに、その10年後に誕生するエアキング ref.14000Mは、見た目がほぼref.14000と同じです。ですが、簡単に見分け方られる方法が!!それは、「リューズの回す方向」です。ref.14000は、リューズを6時側に回すと針が進み、ref.14000Mは、リューズを12時側に回すと針が進みます!

日々の努力の結晶

今回は、こちらのあの有名なピザ屋さんのマークが大胆に入ったエアキングref.14000のオーバーホールとポリッシュ加工のご依頼をいただき、新品同様の輝きをまとって戻ってきました。

なんと、日々のお仕事での成果を評して贈呈されたとのこと。この時計を着けていると海外の方とも、この話題で距離が縮まるそうです。これは、触れずにはいられない時計ですよね!私もこの時計を目にしたら絶対オーナー様に聞いてしまいます。内部も外装も新品同様の輝きを放つこの時計は、またオーナー様の日常に溶け込んでくれるでしょう。お仕事を共にされてきた時計のメンテナンスを請け負うことが出来、とても光栄です。

BROOCH時計修理工房 神田店の外観

BROOCH時計修理工房では、腕時計の電池交換、パッキン交換だけでなく、オーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)、コマ調整、バネ交換、ベルト交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。

ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

オーバーホール¥41,800(税込)
ケース&ブレスポリッシュ¥13,200(税込)
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