TECHNOS(テクノス)のクラスプWロックピン交換
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テクノス クラスプ修理 Wロックピン交換 時計修理
「クラスプのロック部分が壊れた。」という事で持ち込まれました。
~まず、テクノスとは?~
1900年、時計技術者であったメルヒオール・グンツィンガーがスイスのジュラ山岳地方のウェルシェロールに時計工房を開発したのがテクノスの始まりです。
徹底した時計へのこだわりと卓越した技術力が、時計コレクター達から絶賛されるようになりました。
テクノスとはギリシャ語の「テクネー(技術)」にちなんで名付けられたもので、その名の通り技術を基本理念とした時計作りで、数々の傑作を世に送り出してきました。
その伝統は着実に引き継がれ今に至っております。
さっそく問題箇所を拝見すると、クラスプのWロックのピンが壊れ、外れかけていました。
修理方法は色々ありますが、やはり一番良いのはWロックピンを交換することです。
専用のピンがありますのでそれと交換しました。
他の箇所に破損などは見られなかったため修理完了!お返しいたしました。
今回は、テクノスのロックピン交換のご依頼でしたが、当店ではありとあらゆる時計修理をブランド問わず承っております。
電池交換はもちろんのこと、オーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)、ベルト交換、コマ調整(サイズ調整)、くもり除去、インデックス付け直し、針調整、、、etc
お使いの時計でお困りの際は是非お持ちください。
オーバーホール(分解掃除)とは、、、
時計内部のムーブメントを分解・洗浄し、新しい機械油を注しながら組み上げる作業のことです。人に例えて言えば「人間ドック」、車に例えて言えば「車検」のようなものです。分解掃除をすることで、故障の原因となる目に見えない部分の汗や汚れを取り除き、磨耗した部品や、防水性を保つために不可欠なパッキン類を交換し、健康で快適な状態に調整することができます。
腕時計にはクオーツや機械式をはじめさまざまな種類がありますが、ゼンマイを動力とする機械式の腕時計は構造が複雑で、時間の経過とともに防水性などの性能や時刻の精度が劣化していきます。そのため、時計を長持ちさせるには、4~5年程度を目安にオーバーホールに出すのが望ましいとされています。
クオーツ式の腕時計であっても、時計内部の部品は使用するうちに劣化していきますので、ブランドが推奨するタイミングでオーバーホールに出すと良いでしょう。 また、機械式・クオーツ式を問わず、仮に動作に異常がなかったとしても、腕時計の内部で部品の劣化や消耗が進んでいることがあります。その場合でもやはり4~5年に一度はオーバーホールをすることをおすすめします。オーバーホールをすると、時計のコンディションをベストな状態に戻せるので、寿命を延ばすことにもつながります。
~ポリッシュ(外装磨き)の例~
ポリッシュ加工とは簡単にいうとケースやブレスの表面を研磨することです。研磨にはバフモーターという機材を使います。
硬めのフェルトバフで全体のキズを取り除きます。この時の傷の取り具合がこの後に繋がっていくので大事な一段階目です。
あまり深い傷を追ってしまうと、形状自体が変わってしまう恐れがあるのでバランスも見ながら慎重に研磨していきます。
二段階目は、少し硬さを落とし、柔らかめのフェルトバフで磨いていきます。
この段階である程度の光沢を出します。この時、表面に凸凹が出ないよう注意しながら研磨していきます。
最後に、布バフで鏡面に仕上げます。バフの回転を上げ一気に仕上げます。
サテン仕上げはバフモーターの一番右にあるスポンジバフという筋の付くバフを使用します。
ほとんどのブレスはポリッシュ加工(時計のケースやブレスレットが鏡のように物を映し出すほどの仕上げ方。主にバフモーターを使用し、職人の手作業により磨き込まれるのが一般的。鏡面仕上げとも呼ばれる。)とサテン加工(金属部分の表面に細かな傷を非常に狭い間隔で付けることにより、映り込みを無くし方向性のある艶消し面に仕上げる加工方法。絹地(サテン)に似た質感を施すため、そのように名付けられた)が施されており、ベルトひとつひとつをマスキングし、バラしながら行います。こうすることで鏡面仕上げとサテン仕上げのコントラストが美しく仕上がるのです。
精密機械といえる腕時計は、パーツのちょっとした磨耗や欠けで機能が落ちてしまいます。そのために、定期的なオーバーホールが大事になっていきます。そして、機能だけではなく見た目の美しさもポリッシュ加工で保ってはいかがでしょうか。では、また何か気になる事がありましたら、気軽にBROOCH(ブローチ)時計修理工房にお越し下さい。
BROOCH時計修理工房 紫竹山店 新潟県新潟市中央区紫竹山3丁目8-33 TEL 025-246-0007
BROOCH時計修理工房 万代シティ店 新潟県新潟市中央区万代1丁目6−1 シティバスセンタービル 2F TEL 025-246-0007
Wロックピン交換料金 | ¥2,200(税込) |
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