カルティエ サントス のケース&ブレス ポリッシュ。

修理ブランドCartier カルティエ

カルティエ(Cartier)は日本でも人気の高い世界的高級ジュエリーブランド。
1847年創業の老舗ブランドカルティエは、1904年から腕時計の制作をスタートした腕時計としても長年の歴史があるハイブランドです。

カルティエ(サントス)が誕生したきっかけは、アルベルト・サントス・デュモンという飛行家からの依頼によるものでした。あるパーティでライト兄弟と並ぶほどの飛行家だったサントスと出会ったルイ・カルティエは、会話の中で、「飛行中に手を離さずに見ることができる時計が欲しい」と依頼されます。

そうして開発・発表された腕時計は依頼者の名前「サントス・デュモン」をそのままモデル名としてつけられました。

カルティエの腕時計の中でもブランドの顔として知られるのが今回お預かりさせていただいた サントス(Santos)
角が柔らかく丸さがありシンプルなスクエアフェイスと、ケースに打ち込まれた丸いポイント(ビス)が特徴のサントスは、デイリー使用からビジネス使用までカルティエらしい高級感ある個性的なデザインと、柔らかくソフトな印象を与えてくれる腕時計です。

サントスをお持ち込みいただいたお客様は「ケースとブレスにキズが付いてしまったのでキズをキレイに磨いてほしい。」とのご依頼でした。
カルティエサントスの磨きはビスやデザインがさすがカルティエ!という感じで個性的で、実は注意点が多くありますので職人としては難しいけれど、ぜひ綺麗にして差し上げたいと思う時計のひとつです。

 

まずはベルトの磨きを手掛けます。
このタイプのデザインはネジ部分がツヤ有り仕上げで、他の部分はつや消しのスジ付け仕上げで2つのパターンで仕上げるデザインです。

ベルト全体のキズを取り、ネジ部分の汚れなどをキレイに仕上げます。
その後、ベルトにつや消しのヘアライン加工を施すため、ネジ部分にマスキングのため耐熱テープを張っていきます。
耐熱テープはネジの大きさに合わせカットし、↑の写真のようにネジ1つ1つに貼り付けをします。

ネジが取り外せるタイプの時計の場合はネジを全て外し、個別1つ1つ個別で磨くのですが、このブレスは飾りネジで取り外しが難しかったため、この方法を選択しました。

↑ベルトのヘアライン仕上げのスジ付けが完了後、ネジ部分のマスキングテープを取るとこの様になります。
↓カルティエサントスの特徴の7角形のリューズリューズガード、スクエアのケース全体のキズも綺麗に取れました!

↑キズが取れてつや消しとツヤ有りがはっきりと蘇りました。

 

ケース&ブレス ポリッシュ料金          ¥10.000