修理ブランドTAG Heuer タグ ホイヤー
TAG HEUER カレラ 1887 CAR2110 のオーバーホール&ポリッシュ依頼です。
1963年に創業家4代目ジャックホイヤーが製作に携わったといわれている「カレラ」。
その名称は、8日間で3000kmを走破する過酷なレース「パンアメリカーナ」をイメージしたと言われています。
「カレラ」は半世紀に渡る歴史の中で、常にトップモデルとしてタグ・ホイヤーの屋台骨を支える重要な役割を果たしてきました。
2010年に、自社開発となる自動巻きクロノグラフムーブメント「キャリバー1887」を搭載した「タグ・ホイヤー・カレラ クロノグラフ キャリバー 1887 」が登場しました。ムーブメントの美しさにも拘りが見られ、レーシングホイールのような肉巻きされたローターには、コード・ド・ジュネーブが施され、誇らしげにタグ・ホイヤーのロゴが入ります。ブルーのコラムホイールはPVDコーティングが施されているのも特徴です。
デザイン面にも着目していきますと、1963年に登場した1stカレラの特徴ともいえるロングホーンと呼称される長いケースラグは、タグ・ホイヤー・カレラ クロノグラフ キャリバー1887にもしっかり継承されています。ケース径は41㎜ですが、サイズ以上の大きさを感じられるのではないでしょうか!
文字盤は視認性を考慮するため、タキメーターを文字盤外周に配置。これによりベゼルを細くすることができたため、より文字盤の大きさが強調されています。さらに、30分積算計と12時間積算計のフチにシルバーリングが備わっており、クロノグラフ作動時の時間計測に優れたデザインであるため、遠目からでも カレラ クロノグラフ キャリバー 1887 であることが判断できる特徴と言えます。
9時位置にはさりげなくスモールセコンドが備わります。通常使用時にはこのスモールセコンドのみが動くので。お間違いなく!
カレラ 1887 CAR2110 の分解中の写真
↑Before
ベゼルに細かいキズが見られます。
↑After
キズがあった部分を磨きました。キズが見えなくなり、キレイなりました。
↑Before
汚れ、キズが見られます。またスジが分かり難くなっています。
↑After
磨いて、洗浄をしました。
また、スジも入れ直し、キレイに仕上がっていると思います。
オーバーホール料金 ¥35.000
ケース&ブレス ポリッシュ料金 ¥10.000