Sinn(ジン) 磁気抜き

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「購入して一ヶ月ぐらいだが、急に遅れるようになったので磁化されてないか調べてほしい。」と

いう事で持ち込まれました。

 

 ジンのウォッチメーカー、デザイナー、エンジニアのチームは技術革新、新素材、新たな製造方法に注力しています。ジンが目指すのは、証券取引所、極地探検、水面下や雲の上、砂漠や熱帯雨林など、身に着ける場所がどこであろうと絶対に信頼できる腕時計を開発すること。ジンでは、理論レベルではなく、実用レベルでの機能性を獲得しています。だからこそ、ジンの時計はパイロット、ダイバー、そしてGSG9(ドイツ連邦警察局特殊部隊)などの特殊部隊にも愛用されているのです。

 今回ご依頼いただいたEZM(アインザッツ・ツァイト・メッサー)シリーズのモデルEZM3は、ドイツ警察特殊部隊用に開発されたダイバーズウォッチです。「使うためだけの時計」というコンセプトのもと、警察特殊部隊の使用目的や必要とされる機能を徹底的にリサーチし、成功する選択肢しか許されない特殊部隊の最高のパートナーとなるため、ヒューマンエラーを排除したデザインと機能性、過酷な使用条件に耐えうる耐久性を追及しました、ドライテクノロジーによる除湿機構、ジン特殊オイル66-228の使用による-45℃から+80という広範囲の温度での精度保証、逆位置のリューズなどを採用し、これこそが計測機器の原点と言えるモデルです。

防水性能については、世界的に有名な船級・認証機関DNV GL(旧ゲルマニア・ロイド)の検定により500mまでの耐圧性能、耐熱性能、機能が保証され、同社の認定書が発行されています。 

磁気帯びの疑いがあったので磁気を抜き測定機で異常が無いかチェックします。

 テレビやスマートフォンなど、磁気を発している製品に時計を近づけると、磁気を帯びてしまう場合があります。そして、微少な磁気であっても時計の動作に支障をきたしてしまう可能性があります。内部の部品が磁気の影響を受け、時計に搭載された他の機能が使えなくなるおそれもあります。このように、時計が磁気を帯びてしまった状態を「磁気帯び」と言います。磁気を発する製品に近づけることが原因ですが、特に機械式時計は影響を受けやすいので注意が必要です。時計はさまざまな部品で構成されていますが、その多くは金属が使われています。金属は磁気の影響を受けますと、磁石のようにくっついてしまう性質を持つのです。

これを磁化と呼びますが、時計の部品が磁化してしまいますと、互いにくっつこうとするため、部品の位置がずれたり、動かなくなったりする可能性があります。特に時計は精密な造りの製品が多いため、少しの磁気が多大な影響を及ぼすのです。もし時計が磁気を帯びてしまったら、磁気抜き作業が必要になります。脱磁と呼ばれており、時計から磁気を抜き取る作業を指します。

 脱磁は時計本体を分解し、部品を一つ一つチェックし磁気を抜きます。小さな部品でも磁化している可能性があるため、磁気を抜き取るには非常に細かな作業を行っていきます。磁気は目に見えないため、特に部品の磁気帯びチェックが重要になります。

調べてみるとかなり強い磁気が入っていましたので磁気を抜き測定機で異常が無いかチェックして

お持ち帰りいただきました。

 

上の写真の様な「磁気抜き機」で磁気を抜きます。

 

 

 

磁気抜き ¥(税別)