ロレックス オイスターパーペチュアル デイトジャストのオーバーホールとポリッシュの依頼です。

修理ブランドROLEX ロレックス

今回はロレックス オイスターパーペチュアル デイトジャストオーバーホールとケース&ブレスポリッシュのご依頼をいただきました。

オイスターパーペチュアル デイトジャストは、ロレックスのクラシックウォッチの典型でもあります。

1945年に誕生したデイトジャストは、モデル名の由来となった、3時位置の小窓に日付を表示する初の自動巻き防水クロノメーターでした。それはロレックスがそれまでに現代の腕時計にもたらしてきた、クロノメーター精度、防水性能、機械式自動巻きメカニズムなどの全ての主要なイノベーションを統合していました。

時代を超えた美しさ、機能、そして豊かな歴史を持つ携えたデイトジャストは、時計製造の象徴であり、ロレックスでも屈指の認知度の高さを誇る時計です。

では作業の話しに戻ります。

まず、オーバーホールとは、時計内部のムーブメントを分解・洗浄し、新しい機械油を注しながら組み上げる作業のことです。人に例えて言えば「人間ドック」のようなものです。分解掃除をすることで、故障の原因となる目に見えない部分の汗や汚れを取り除き、磨耗した部品や、防水性を保つために不可欠なパッキン類を交換し、健康で快適な状態に調整することができます。

腕時計にはクオーツや機械式をはじめさまざまな種類がありますが、ゼンマイを動力とする機械式の腕時計は構造が複雑で、時間の経過とともに防水性などの性能や時刻の精度が劣化していきます。そのため、時計を長持ちさせるには、3~4年程度を目安にオーバーホールに出すのが望ましいとされています。クオーツ式の腕時計であっても、時計内部の部品は使用するうちに劣化していきますので、ブランドが推奨するタイミングでオーバーホールに出すと良いでしょう。 また、機械式・クオーツ式を問わず、仮に動作に異常がなかったとしても、腕時計の内部で部品の劣化や消耗が進んでいることがあります。その場合でもやはり3~4年に一度はオーバーホールをすることをおすすめします。オーバーホールをすると、時計のコンディションをベストな状態に戻せるので、寿命を延ばすことにもつながります。

今回はオーバーホールと同時にポリッシュ加工も行いました。ポリッシュ加工とは簡単にいうとケースやブレスの表面を研磨することです。こうすることで表面の細かい傷が消え光沢が出て美しい状態になります。

ポリッシュ前の状態です。ケースとブレスに無数のキズがあるのがわかります。これが、、、

写真の通り、何もかも映し出す鏡のように光り輝いています。

研磨にはバフモーターという機材を使います。ほとんどのブレスはポリッシュ加工(時計のケースやブレスレットが鏡のように物を映し出すほどの仕上げ方。主にバフモーターを使用し、職人の手作業により磨き込まれるのが一般的。鏡面仕上げとも呼ばれる。)とサテン加工(金属部分の表面に細かな傷を非常に狭い間隔で付けることにより、映り込みを無くし方向性のある艶消し面に仕上げる加工方法。絹地(サテン)に似た質感を施すため、そのように名付けられた)が施されており、ベルトひとつひとつをマスキングし、バラしながら行います。

精密機械といえる腕時計は、パーツのちょっとした磨耗や欠けで機能が落ちてしまいます。そのために、定期的なオーバーホールが大事になっていきます。では、また何か気になる事がありましたら、気軽にBROOCH時計修理工房にお越し下さい。

オーバーホール ¥35,000(税別)
ケース&ブレスポリッシュ ¥10,000(税別)