カルティエ パシャ オーバーホール&ポリッシュのご依頼です

修理ブランドCartier カルティエ

今回はカルティエ パシャ オーバーホールポリッシュのご依頼です。

カルティエというと角型ケースの腕時計をイメージする方が多いと思いますが、カルティエには丸型ケースの腕時計も存在しています。
丸型ケースを採用した代表的なラインが、カルティエパシャ。男女ともに人気があるラインです。

カルティエパシャが登場したのは1985年。 … プールで泳ぐ際に着用できる時計が欲しいという依頼を受けて、ルイ・カルティエが製作した角型防水時計です。 この時計に改良を重ね、曲線が美しい丸型ケースの腕時計として発表されたのが、カルティエパシャだそうです。

今回お預かりしたカルティエ パシャはこちらです

ご購入から15年経ち無数の傷があります。

今回はこちらの時計をオーバーホール&ポリッシュしていきます。

まずは、オーバーホールですが、、、

オーバーホールとはムーブメント(機械)をパーツ毎に分解して洗浄をかけ再度組み直します。 洗浄することによって古い潤滑油を洗い流し、新しい潤滑油をさすことによって出来るだけ新品の状態に近づけます。この方法はパーツに破損が無い限り基本的に元のパーツをそのまま使います。定期的なオーバーホールはパーツの保護にもつながります。

そして、ポリッシュ加工ですが、、、

ポリッシュ加工とは簡単にいうとケースやブレスの表面を研磨することです。こうすることで表面の細かい傷が消え光沢が出て購入した直後のような美しい状態になります。(大きな深い傷は消せない場合があります)ケースポリッシュは時計の外装を磨きなおして新品のような状態に戻す加工です。腕時計は長くお使いいただくと色々な傷がついてしまったりして、購入当初の美しがなくなってしまいます。ケースポリッシュする事で購入当時のフレッシュな気持ちで時計をお使いいただけるのです。

このように、ピカピカに磨きあがりました!

サテン加工も綺麗に仕上がりました。

研磨にはバフモーターという機材を使います。ほとんどのブレスはポリッシュ加工(時計のケースやブレスレットが鏡のように物を映し出すほどの仕上げ方。主にバフモーターを使用し、職人の手作業により磨き込まれるのが一般的。鏡面仕上げとも呼ばれる。)とサテン加工(金属部分の表面に細かな傷を非常に狭い間隔で付けることにより、映り込みを無くし方向性のある艶消し面に仕上げる加工方法。絹地(サテン)に似た質感を施すため、そのように名付けられた)が施されております。

バフーモーター

こちらがバフモーターです。専用の研磨剤をつけて表面を磨いていきます。研磨剤は荒いものから順に使用していき、徐々に細かいものに変えていきます。そうすることで滑らかな表面が出せます。

精密機械といえる腕時計は、パーツのちょっとした磨耗や欠けで機能が落ちてしまいます。そのために、定期的なオーバーホールが大事になっていきます。では、また何か気になる事がありましたら、気軽にBROOCH時計修理工房にお越し下さい。

オーバーホール ¥30,000(税別)
ポリッシュ加工 ¥10,000(税別)