ROLEX(ロレックス)デイデイト Ref.118238 ダイヤインデックスのオーバーホール受付
修理ブランドROLEX ロレックス
高級時計の代名詞にもなる数々のロレックスコレクション
最も有名な高級時計ブランドと言っても過言ではないROLEX(ロレックス)の起源となる会社設立は1905年のロンドンでのことだったそうです。
創業者のハンス・ウィルスドルフは懐中時計から腕時計が主流になると時代を見越して1907年にスイスに会社を移転、1908年に”ROLEX”の商標登録を行いました。
ロレックスの発明の一つ「オイスターケース」は1927年に防水性能に焦点を当て製造、ドーバー海峡横断にも耐える性能で世界的に話題になり知名度も一気に広がりました。
続いて1931年には360度回転のローター自動巻き機構を持つ「パーペチュアル」を開発、それに防水機構を備えた防水自動巻き腕時計「オイスター・パーペチュアル」が誕生しました。
1945年にダイヤルの小窓に日付を表示するデイトジャストが発売され今でも代表的なコレクションの一つとして愛され続けています。
ロレックスの進化は止まらず1950年代にはエクスプローラーやサブマリーナ、1960年代にはコスモグラフ デイトナと代表的コレクションが誕生しています。
上質に進化したデイデイト
1956年にロレックスの最上級ラインとして誕生した「デイデイト」、サブマリーナやデイトナがスポーツウォッチとして話題を作っている中、
プレミアム感を演出しステータス性を持たせたデイデイトは曜日カレンダーを搭載しケース素材をゴールド・プラチナに絞ることで他シリーズにはない高級感を演出しています。
ゴールドやプラチナに素材を絞り、その素材で3連設計のプレジデントブレス、デイデイトのみ備わる曜日表示、
これらの特徴をベースに豊富な文字盤やインデックスにダイヤを使用し徹底的に高級感を追求しているのがわかります。
天然石を用いた文字盤やプラチナモデルのみに展開されたアイスブルーダイヤル等、様々な角度から最上級ラインを演出し、今でもファンを魅了し続けています。
資産価値としての側面も注目され、デイデイトは雲の上の存在になりつつあるようです。
ご依頼いただいたデイデイトRef.118238
上質に進化してきたデイデイトですが日付の切り替わり、曜日の表示、そしてロレックスの技術により正確に刻まれる時間、
使用されている素材を考慮しなくても実用的で、素晴らしい時計であることは間違いないと感じさせてくれます。
オーナー様のお話によると日付をリューズで操作できなくなっているとのことでお持ち込み頂きました。
動作確認を行った所、日付の早送りが出来なくなっていて、リューズでつながっている先が上手くかみ合わなくなっている状態のようです。
内部の破損は見受けられませんが、分解しカレンダーの送りの機構を見てみないことにはどのパーツが原因になっているか断定できません。
その他の機構に関しては問題なく動作しているようでしたので、オーバーホールと同時に一つ一つのパーツチェックを行い、破損あるパーツがあれば交換になります。
裏蓋を開けて見るとリューズから巻き芯に通っている部分のネジが外れていてこの付近に原因がありそうです。
衝撃などが原因でカレンダー送りの爪が外れている等、破損していない状態で不具合が起きている可能性もあります。
こちらの時計はオーバーホールと、部分的なパーツ交換で本来の動きを取り戻すことが可能そうです。
衝撃以外でのパーツ破損の原因で油切れを起こした時計をそのまま使用し続けて歯車やゼンマイが摩耗し損傷を起こすケースが多くあります。
パーツの損傷防ぎ安心して時計を使い続けていただく為に、一定の周期でオーバーホールが推奨されています。
パーツ破損が起きている場合は交換費用が追加でかかります。
ロレックスの時計ではあまりないですが、最悪のケースとしては交換パーツが無く修理不能な場合も起こり得ます。
時計の遅れが生じているのは内部の油切れのサインかもしれません。
もし時計の不具合や遅れを感じたら是非ブローチ時計修理工房へお持ちください。
お客様と時計にとってベストな提案をいたします!
オーバーホール(デイデイト) | ¥42,900(税込) |
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ポリッシュ(ケース&ブレスレット セット) | ¥13,200(税込) |