Cartierカルティエ パシャ のオーバーホール&ポリッシュ。
カルティエ オーバーホール(分解掃除)ポリッシュ(外装磨き) 時計修理
なんと「前回 他の時計を磨いてもらったが、けっこう良かったのでこれも頼みたい。」と依頼を受けました。リピーターのお客様よりのオーダーで嬉しい限りです。
ケースポリッシュは時計の外装を磨きなおして新品のような状態に戻す加工です。腕時計は長くお使いいただくと色々な傷がついてしまったりして、購入当初の美しさがなくなってしまいます。ケースポリッシュする事で購入当時のフレッシュな気持ちで時計をお使いいただけるのです。
さて、一応中も確認してくれとの事で時計を拝見するとムーブメント内部の油が乾燥し汚れが出ていました、伴って精度が落ちている状況でしたのでオーバーホールもご提案して一緒に進める事になりました。そのままお使いになることもできますが、時計に負担のかかったままお使いいただくとどこかの部品が破損してしまう原因となり、そうなってしまうと修理に思わぬ金額がかかることもありますので定期的なオーバーホールは腕時計をば御愛用いただくにはとっても大切です。
~カルティエらしさ、美しさ~
カルティエはもともとは宝石商です。宝石商らしい曲線の美しさは流石としか言いようがありませんね!ちなみにカルティエは“名門ジュエラー”として有名ですが、同時に“名門腕時計メーカー”でもあります。
腕時計を世界で最初に作ったのはカルティエなんだとか!しかも宝石商らしく時計のデザイン力は、業界中でもトップクラスだと思います。傑作と評価される“タンク”、“サントス”、“パシャ”などは、個性的でありながら普遍的な美しさをもつ作品です。これらは、宝石商としてのものつくりを貫いているカルティエだからこそなのではないでしょうか?
パシャのデザインで特にかっこいいのがリューズプロテクターですね!リューズを使用する際には外すことができます。防水ケースの在り様としてはなかなか個性的。プロテクターを外しても落下しないように、本体ケースとチェーンで繋がっているのですがこのチェーン部分などはデザインの個性なっておりとってもカッコいいですよね!
ステンレスベルトも丁寧にヘアーラインの艶消し仕上げを施して完了です。
パシャシリーズのルーツは1930年代マラケシュ太守であるエル・ジャヴィ公が「自分の屋敷のプールで泳ぐ時に使える時計を作る事ができないか?」という依頼をカルティエにしたことに始まります。この依頼に応じ、防水機能を持つ腕時計「タンクエタンシュ」が彼の元に納品されました。このタンクエタンシュは角型のモデルでしたが、その後、丸型ケースの防水時計が1943年に登場します。これがパシャのルーツと言われています。
~ブローチ時計修理工房で行える修理・作業!~
ブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)だけではなく、電池交換・コマ調整・バネ交換・バンド交換などの作業や、折れ込んでしまったネジやピンの除去、湿気や水滴が入ってしまった時計の乾燥などありとあらゆる修理・作業を承っております。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、それぞれ理由があると思いますが、その時計が壊れてしまったら悲しくなりませんか?
壊れたら買い換えたらいい。そう思う方も中にはいらっしゃるかもしれません、ですが壊れないように定期的にメンテナンスすれば一生ものです!もし壊れてしまっても直せます!
お使いの時計に不具合等ありましたら是非一度ご相談だけでもブローチ時計修理工房へお持ちください。
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