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Hermes(エルメス)クリッパーの腕時計の電池交換

3月 31st, 2022

今回ご紹介するのは、Hermes(エルメス)クリッパー CL2.910 の腕時計の電池交換です。
電池が切れてからすぐに時計をお持ちいただきました。

Hermes(エルメス)クリッパーの腕時計のフェイス

男らしくてかっこいい時計です。クリッパーといえば、エルメスのレディースウォッチを代表する人気モデルというイメージが強かったのですが、こんなかっこいいダイバーズクロノグラフもあるんですね。
視認性の良いインデックスに逆回転防止ベゼル、デイト表示も兼ね備え、利便性も抜群です。個人的には、ベゼル側面にギザギザのフルーテッド仕上げが施されているところがアクセントになっていて好きです。

Hermes(エルメス)クリッパーの腕時計の裏蓋

一瞬見ただけだとクリッパーだと気が付きませんでしたが、「H」が特徴のブレスに大型船の窓をイメージした丸いケース、ビスの施されたベゼルなど、よく見るとちゃんとその要素は組み込まれていますね。

そんなクリッパーですが、惜しまれつつも2018年に生産終了となってしまいました。人気モデルだけに悲しいです。それでも当店には、度々修理のご依頼をいただくため、根強い人気は未だ健在なんだなと痛感します。

裏蓋を開けてみると

Hermes(エルメス)クリッパーの腕時計のムーブメント

前回の電池交換時にオーバーホールをしていたとのことでしたので、中の状態も非常に綺麗でした。新品電池を入れて、ちゃんと動作を確認することができました。
前述の通り、クリッパーは生産を終了しているモデルです。大切にお使いいただくために皆様もオーバーホールは是非してくださいね。メンテナンスを定期的に行っていれば、半永久的に動かすことが出来ます。

また今回は、電池交換と一緒にパッキン交換もさせていただきました。パッキンとは裏蓋の溝にある輪ゴムのようなパーツで、防水防塵効果があり、時計を大切にお使いいただく上では欠かせないパーツです。電池交換による裏蓋の開閉時に、パッキンを100%元の形に戻すことはできないため、一緒にパッキンも交換することをオススメしております。

クリッパーの他の修理事例

こちらはレディースのザ・クリッパーという見た目の時計の記事になります。是非下記から御覧ください。

HERMES(エルメス) クリッパーの電池交換

HERMES(エルメス) クリッパー(Ref. CL4.220)の電池交換、承りました。

エルメスの人気シリーズだったクリッパーのご依頼です

HERMES(エルメス)クリッパーCL4.220のオーバーホールのご依頼がありました

Hermes(エルメス)の腕時計修理はBROOCH時計修理工房へお任せください

BROOCH時計修理工房神田店の外装

ブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)だけではなく、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談ください。

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