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dunhill-ダンヒル-エリート ダイヤベゼル オーバーホール ケース・ブレスポリッシュ 時計修理

10月 14th, 2021

dunhill-ダンヒル-エリート ダイヤベゼル オーバーホール ケース・ブレスポリッシュ 時計修理

今回は当店で行っている作業、「ポリッシュ」についてご紹介いたします!

~ポリッシュとは?~

ポリッシュとは言い換えると「外装磨き」と言います。その言葉通り時計の外装、ケースやブレスを磨くという作業になります。
実際に今回磨くのはタイトルにもあったダンヒルのエリート ダイヤベゼルというモデルを磨いていきます。
まずは磨き前の状態をご覧ください。

 

ベゼル部分のダイヤが煌びやか!ですがケース本体がくすんでしまっていて全体的に暗めになってしまっています。

ケース側面も金が変色してしまってお世辞でも美しいとは言えない状態です。

ブレスにはご使用に伴う傷がたくさんあります。
当店でポリッシュをおこなうとどうなるのか、さっそく作業に取り掛かります!

~レッツ、ポリッシュ!~

当店ではポリッシュの際、「バフモーター」という機械を使用します。

腕時計のブレスレットをバフモーターで磨き直し新品仕上
腕時計のケースは直線が少なく、ブレスレットに比べると複雑な形状をしているので、細かい部分などは専門職人が手作業で磨き直し作業をします。磨き箇所がズレたり磨きすぎて凹凸が出来たりすると綺麗な仕上がりとは言えなくなるので、集中力を高めて作業します。
今回のモデルは全てグロス仕上げ(鏡面)なのでフェルトバフと布バフを使います。
まずは、、硬めのフェルトバフで全体のキズを取り除きます。

この時の傷の取り具合がこの後仕上がりに繋がっていくので大事な一段階目です。あまり深い傷を追ってしまうと、形状自体が変わってしまう恐れがあるのでバランスも見ながら慎重に研磨していきます。
二段階目は、少し硬さを落とし、柔らかめのフェルトバフで磨いていきます。この段階である程度の光沢を出します。
全体のバランスを見ながら磨いていきます。この時、表面に凸凹が出ないよう注意しながら研磨していきます。

最後に、布バフで鏡面に仕上げます。バフの回転を上げ一気に仕上げます。

では仕上がりを見ていきましょう!

ケースもブレスレットも輝きを取り戻し、ご購入当時の頃に戻ったような気がしてきませんか?
腕時計はそう安い買い物とは言えませんから、古くなったら買い替えるというものではございませんよね。
「傷だらけだし、買い替えるには高額だしどうしよう。。」
なんてお悩みの方は是非、時計修理工房BROOCHまでお問い合わせください!

 

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