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Catier(カルティエ)タンク は即日で電池交換が行えます

10月 18th, 2021

今回は、Catier(カルティエ)タンク の電池交換のご依頼です。

Catier カルティエ タンク  電池交換

カルティエの時計はどれも、エレガントさと普遍性をあわせもっています。ほとんどのコレクションで視認性の高い放射状にデフォルメされたローマ数字のインデックスと剣型針が用いられており、これは一目でカルティエと分かるアイデンティティでございます。

~カルティエの歴史~

カルティエは先進的な設計思想を発揮し、時計製造の歴史を語る上で欠かせないメーカーです。

そのきっかけとなったのが三代目のルイ・カルティエで、彼が経営に携わるようになってから独自のデザインに取り組み、時計制作に力をそそいできました。

1888年にカルティエ初のブレスレットにダイヤモンドを配した腕時計を発表しました。懐中時計が主流だった当時、女性にとって時計は美しきジュエリーであり、現在のような“腕時計”とは別なスタイルを持っていました。

1904年にはブラジルの富豪である飛行家のアルベルト・サントス=デュモンの依頼によってケースとラグを一体化させた世界初の男性用腕時計「サントス」が発表されました。
高度な実用性だけでなく、デザインは画期的であり、スポーツウォッチとしてもドレスウォッチとしても使える先駆的存在となりました。

その他にも、1919年に「タンク」、1985に「パシャ」を発売され、どれも、エレガントさと普遍性、そして機能美をあわせ持つ時計でございます。

~裏蓋開け~

電池交換の際にはまず裏蓋を外します。
今回は、ネジ式の裏蓋でしたのでネジを外して裏蓋を外します。
裏蓋式の長所としては、

スクリュー式に比べてケースを薄くすることができる。
・スナップ式より防水性能を高めることができる。

裏蓋の種類によって様々な長所があります。

~バッテリー交換~

交換する時には、指サックを着用します。指には微量な汗がついていることがあり汗の水分や塩分によりムーブメントが錆びてしまうことを防ぎます。
バッテリー交換を行う際ピンセットで古いバッテリーを取り除きます。次にその時計に適したバッテリーを探し交換するのですが、新しいバッテリーを鉄のピンセットで掴んでしまうとショートしてしまうので樹脂製のピンセットで掴みます。
最後に、パッキンを整え蓋をしっかり閉じベルトを着け完成です。


~ブローチ時計修理工房で行える修理・作業!~

 ブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)だけではなく、電池交換・コマ調整・バネ交換・バンド交換などの作業や、
折れ込んでしまったネジやピンの除去、湿気や水滴が入ってしまった時計の乾燥などありとあらゆる修理・作業を承っております。

大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、それぞれ理由があると思いますが、その時計が壊れてしまったら悲しくなりませんか?
壊れたら買い換えたらいい。そう思う方も中にはいらっしゃるかもしれません、ですが壊れないように定期的にメンテナンスすれば一生ものです!もし壊れてしまっても直せます!
お使いの時計に不具合等ありましたら是非一度ご相談だけでもブローチ時計修理工房へお持ちください。

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