カルティエベニュワールの歴史
カルティエベニュワールの元となった時計が誕生したのは1912年。当時の形は横長の楕円形でプラチナ製で、ベゼルはダイヤモンドで飾られていました。名付け親はロシアのマリア・パヴロヴナ公爵夫人といわれています。ベニュワール(Baignoire)とは、フランス語で「バスタブ」の意味。時計のフォルムが西洋式の浴槽に似ていることからこの名前を思いついたそうです。そしてカルティエベニュワールは誕生から55年後の1967年に発売されました。レディースドレスウォッチとして現在も人気の高いアイテムです。素材にゴールドだけを使用し、特上のダイヤモンドやサファイアだけを使用した最高品質の腕時計で、昔は女性の高貴さを象徴し、現代ではステータスを象徴するアイテムとなっています。女性の繊細な手首にやわらかく寄り添う曲線は、美しさ、上品さ、着け心地の良さすべてにおいて生涯をともにするに相応しいものです。
ベニュワールの魅力
カルティエの中でも最も「女性らしさ」を感じされる時計といってもいいほど、魅力的な時計ベニュワール。まるでジュエリーのカボションを連想させるようなオーバル型のデザインを持っています。まろやかな曲線を描き、女性の腕に沿う形で優雅に湾曲するフォルムは、包容力のある女性らしさを凝縮されています。エレガントウォッチの代表格でもあり、女性のための腕時計に相応しい魅力を秘めています。
小柄なサイズ感
今回ご紹介したカルティエベニュアールの中でも最も小さいサイズ「ミニベニュワール」。大人の女性のエレガンスを感じさせつつ、フェミニンな印象も併せ持つ時計です。旧型モデルで裏ぶたにあるボタンを先の細い棒(楊枝など)で押すことで時間を調整する仕様になっています。ケースサイドにはリューズがありません。ミニベニュワールのケースサイドにもリューズが付くようになったのは2009年の新型モデルの登場からでした。手首の細い日本人女性には小さ目のサイズが似合う場合も多く、人気のあるサイズになります。ムーブメントはクオーツですのでメンテナンスも簡単です。
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