スタッフブログ

こんにちは。ブローチ時計修理工房です。

今回は、とてもユニークな時計をお持ちのオーナー様が電池交換ご依頼でご来店くださいましたので、ご紹介したいと思います。

旅をコンセプトにした若きブランド

1965年にNYで創設されたアウトドアバッグを中心としたブランド・ハンティングワールド。創設から40年たった2006年にウォッチラインが誕生しました。

ハンティングワールドは、挑戦・誇り・人間愛をキーワードに、冒険心を抱き続ける人々へ発信しています。ブランド創設者のボブ・リーは、28歳の時にアフリカへ渡った時に大自然に魅了され、4年後にアフリカで野生動物の保護や調査を実施しながらサファリツアーの会社を設立しました。ですが、アフリカを案内していく中で、「テントなど既存のものは、アフリカでは通用しない」ことを実感し、より丈夫なものを自らが生み出そうと考えたことがブランドの創設のきっかけになったと言います。その時のアフリカでの経験に敬意と愛をこめてブランドアイコンは幸福を意味する「牙のないこどもの像」なんだそうです。ハンティングワールドウォッチは、「起源を超えて」をコンセプトにボブ・リーが、アフリカで体験した事や、半世紀以上の歴史とモノづくり精神への敬意を持ち「もしボブ・リーが現代を旅していたら、こんな時計をしていたのでは」という想像を働かせ、生み出されています。


時計の下に隠された秘密兵器

さて、そんな思いが詰まったハンティングワールドが生み出した時計ですが、こちらの時計裏返しにすると、何やら見慣れないスタイルです。

こちら、表のケース上部が動くのですが、開いてみると。。。

なんと、コンパスが出てきました!!!もちろんしっかりとコンパスの役目を果たしてくれます!

創設者ボブ・リーの体験と現代を彼が旅していたら、というイメージを見事に融合させているモデルですよね。

また、新たな時計に出会えて光栄でした。


神田店の外観

BROOCH時計修理工房では、高級腕時計のオーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

こんにちは。BROOCH時計修理工房神田店です。

今回、Tiffany&Co.のAtlas Gentのケース部分のポリッシュをご依頼くださいました。

ブランドが持つイメージに加えクールさを兼ね備えたモデル

42mmのビッグケースでシルバーの文字盤とケースという、ティファニーの持つ上品なイメージに加え、クールさも兼ね備えたモデルです。

オーナー様は、ビッグケースがお好きだそうでお知り合いの方がこのモデルの色違いをお持ちでご自身もずっと探されていたそうです。

Dバックルが元々備え付けられているこのモデルは、Dバックル部分にもティファニーのイニシャルである【T】がしっかりデザインされていて見れば見るほど魅力的な時計です。オーナー様とも「ここが好き!」「ここが素敵ですよね!」と言うお話を沢山させて頂きました。

ティファニーアトラスジェントケースポリッシュ

ポリッシュは、お預けいただいてから約2週間程 お時間をいただいております。新品同様の輝きをまた取り戻してくれる目に見えるメンテナンスです。やはり、日頃から腕時計を着けているとどうしても小傷は付いてしまいます。夏を乗り切った時計のメンテナンスはぜひBROOCH時計修理工房 神田店へ。


神田店の外観

BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)は、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

ベルト洗浄のご紹介させて頂きます。

baby-g-before正面baby-G、STG-100のベルト洗浄を致します。およそ20年くらい何も手入れをしていない代物です。baby-g-beforeベルトかなりホコリが溜まっているのがわかります。

baby-g-beforeベルトbaby-g-beforeベルトネジを外してベルトを分離させます。

baby-g-beforeベルト

ベルトの接続部分もかなり汚れが溜まっております。

洗浄液ベルトをこちらの洗浄液に入れます。スイッチを入れると超音波で汚れを浮かせてくれます。

洗浄液時間がたってみると水が大分濁っています。これだけの汚れを落としてくれていたのがよくわかります。その後は洗剤とブラシなどを使ってゴシゴシ洗っていきます。

そして泡を良く洗い流し、乾いたタオルで拭いて、乾かします。そしてベルトを付け直して完成です。

大分キレイになっているのがお分かりになると思います。店頭でお気軽に出来るベルト洗浄だけでもここまでキレイに仕上がります。お返しに少しお時間が必要になりますが、ポリッシュ磨きをして頂けば金具部分の光に反射した時に見える細かい傷もキレイに無くなり、ピカピカになります!やる価値ありです。どうぞご都合に合わせて、ベルト洗浄、ポリッシュ磨きお試しくださいませ。BROOCH宝石・時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

BROOCH神田店で取り扱っているROLEXカットガラスK14WGをご紹介いたします。


とても小さな盤面で華奢なデザインの時計で可愛らしいです。盤面の周りにカットガラスが施されており、宝石などを埋め込んでいるわけでもないのにキラキラと輝いております。上品で奥ゆかしい輝きです。ムーブメントは手巻き式となっております。当店で扱っているこの商品。紹介しようと調べていたのですが、同じものが見つからず、苦戦していたのですが、恐らく遠い昔に誰かがカスタマイズをして贈った物ではないかということに気がつきました。盤面は同じ物はあったのですが、チェーンが一致するものがありませんでした。当店のはチェーンがハート型になっております。当店のは裏面も文字が彫られているのに対して見つけた物は文字が彫られていませんでした。うらには”to”の文字が刻まれています。日付のような数字もあります。64年でしょうか。ハートのチェーンからみて恋人へのプレゼントかと思われます。約60年の時を得て現在も残っているなんてロマンティックですね。この考察が合っているかどうかは別としてアンティークにはこういった楽しみ方もありますね。是非ともご来店の際はアンティーク時計もご覧くださいませ。

BROOCH宝石・時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

ハイビートを代表するムーブメントとしてはゼニスが供給する【エル・プリメロ】

 

テンプが往復するテンポは時計によって違います。ややこしいのは、そのテンポを表すのに3種類の方式があり、しばしば混在している点です。機械式時計の脱進機は、テンプの往路と復路でそれぞれ 1回ずつガンギ車を解放します。このため時計の世界では古くから、テンプの往復回転を片道で 1振動と数える特殊な単位が使われてきました。これが第1の方式で、1秒間に何振動するかで「5振動」や「8振動」と数えることが多いのですが、 2番目の方式として1時間あたりの振動数で表すこともあり、この場合は「1万8000振動」や「2万8800振動」と数字が3600倍になります。さらに最近では、振動数の国際単位であるHzで表す第3の方式も増加。 Hzは1秒間あたりの往復振動数で表すため、5振動は2・5Hz、8振動は4Hzと、数字が半分になります。

「ハイビート」と「ロービート」

一般に8振動以上を「ハイビート」、未満を「ロービート」と呼んでいます。ハイビートを代表するムーブメントとしてはゼニスが供給する〝エル・プリメロ〟やセイコーの〝 9S85〟(共に10振動)、ロービートではユニタスが開発し現在はETAが供給する〝cal.6497-1〟(5振動)などがよく知られています。

長所と短所

文字盤の目盛をどれだけ細かく刻もうが、歯車の組み合わせで秒針の動きをどこまで細分化しようが、機械式時計が計測できる時間の最小単位はテンプの振動数を超えられず、5振動は5分の1秒、10振動は10分の1秒まで。つまり、振動数が多い方がより細かい時間まで計れるということです。さらに、振動数が増えれば天輪の回転速度も速くなって遠心力が高まるため、等時性もより安定しやすくなります。こう書くと、あらゆる点でハイビートの方が優れているように聞こえますが、振動数だけで優劣は決まらず、必ずしもそう言い切れないのが機械式時計の奥深いところですね。ハイビートには、テンプの往復回数が多い分だけエネルギーを消費して「パワーリザーブ(ゼンマイ動力の持続時間)」が短くなり、部品の摩耗も進みやすいという短所もあるのです。一方、ロービートには逆の長所と短所があるわけで、結局はどちらも一長一短。今日では精度に優れたロービートや、パワーリザーブと耐久性が改善されたハイビートも多いので、振動数だけで一概に優劣はつけられません。


もちろんBROOCH時計修理工房では、ハイビートを代表するエルプリメロやロービートの多いアンティークウォッチのオーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

 

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