BROOCHブローチ時計・宝石修理工房 > ブログ > 阿佐ヶ谷店 > 【ブローチ時計修理工房阿佐ヶ谷店】知っておきたい時計の知識クォーツとゼンマイ時計、オーバーホールはブローチまで!!
スタッフブログ

こんにちは、ブローチ時計修理工房阿佐ヶ谷店です。今回は時計の基礎知識をご紹介します。腕時計には大まかに2種類の時計を動かす為の仕組みが存在します。一つはクォーツ時計所謂電池式の時計。もう一つはゼンマイの解ける力を利用して時計を動かす機械式時計の2つがあります。それぞれの長所と短所をご紹介致します。

水分を防ぐ二重のパッキン構造が特徴的でカッコよくもあります。ここも見て確認しておきたいオーナー様も多いのではないでしょうか。

写真はクォーツ時計の本体。

クォーツ式時計


クォーツとはもともと水晶の意味で、クォーツ時計とは、水晶で作った水晶振動子を時間調整のために使用している時計のことです。電池の動力によりムーブメントの中にある水晶振動子が振動し、その振動が集積回路に伝えらてパルス信号に変わり、モーターを経由して歯車を回して時計の針を動かしています。数字で表示するクォーツウオッチはデジタル、針で時刻を表示するウオッチはアナログと呼ばれます。

精度が高い。誤差は1カ月間で15秒以内のものが多い。
電池(1.55v)1つで約2年前後動き続けます。

オメガの洗練された内部機構は見た目も美しく、パーツ供給も比較的多いため万が一の時も修理やメンテナンスが行いやすいと言える機械。

写真はオメガの自動巻き時計

機械式時計


械式時計はゼンマイに蓄えられた動力が歯車を回す仕組みで、手巻きと自動巻き(オートマチック)の2つの種類があります。
手巻きはリューズを回してゼンマイを巻き上げます。一方、自動巻きは機械の中心軸に取り付けられた回転錘(ローター)が腕の振動により回転して自動的にゼンマイを巻き上げます。またリユーズにより巻き上げることもできます。

閉じる