IWCポルトギーゼ クロノグラフ IW371482の分解掃除受付【台東区浅草仲見世通りの時計修理】
修理ブランドIWC
IWCの中でもロングセラーのポルトギーゼの由来と歴史
元々ポルトギーゼ(PORTUGUESE)とは「ポルトガル人」を意味する言葉です。
ペットネームになった由来は2人のポルトガル商人がIWCに時計を作って欲しいと依頼したことが由来になっていると伝えられています。
その依頼内容は「マリンクロノメーターと同等の精度を持った腕時計を造ってほしい」と言ったもの、
船の計器が整っていない昔には、現在位置を把握するためには天体の位置測定による方法があったものの正確さには欠けた手法でした。
長期間の漂流は疫病を発生させ海難事故の一つとして大きな問題でもあった。これの解決の為にイギリス議会は懸賞金を出すほどでした。
解決方法の一つとして時刻と太陽の位置から測定する方法が焦点になっていきました。
長い年月を経て船の上でも正確な時刻の把握ができるマリンクロノメーターが登場し各地の船に積まれるようになりました。
マリンクロノメーターの世界シェアを担っていたのはユリスナルダンと言うブランドで1900年代初頭には世界各地多くの船に採用されていました。
2人のポルトガル商人は腕時計の制作の依頼をしたかったのでマリンクロノメーターそのもので有名であったところよりもIWCに可能性を見出しのでしょう。
結果的に、1939年に依頼し制作された「ポルトギーゼ」は80年以上多くの人に愛される名作時計として今も新作のリリースがされるヒット商品になったと言えます。
いくつかのモデルに分かれるポルトギーゼ
ポルトギーゼはいくつものモデルが発表されていて中でもベーシックなモデルで代表的なのが「ポルトギーゼ・クロノグラフ」
「ポルトギーゼ・オートマティック」「ポルトギーゼ・オートマティック40」の3つのモデルがあります。
ポルトギーゼコレクションの共通の特徴としてスコールセコンドによる秒針表示が挙げられ、これはIWC以外の時計以外にも良く用いられるデザイン。
短針・長針と共に真ん中に秒針が備わるセンターセコンドの時計は現代では一般的ですが、昔の時計の秒針はスモールセコンドの方が一般的でした。
今でもスモールセコンドにするメリットとして秒針を重ねない分、時計の厚みを薄くしやすいという設計上のメリットがあるようです。
ポルトギーゼクロノグラフはクロノ秒針がある分スモールセコンドである必然性も生まれているようですね。
多機能ながらもすっきりしているように見えてシンプルでデザイン性高く、それが美しくオシャレに見える。
そんな特徴がIWCの時計にはあるように感じていますが、ストップウォッチの機能のあるポルトギーゼクロノグラフも3針時計のようにすっきりした美しさを感じます。
ポルトギーゼのオーバーホール(分解掃除)もお任せください!
今回お持ち込み頂いたクロノグラフポルトギーゼは黒くも金属の質感がグレーカラーを印象付ける盤面に針とインデックスはゴールドカラー。
視認性を重視し繊細に描かれるアラビア数字はすっきりしたデザインのフェイスの中美しいシルエットを演出しています。
ケースはゴールド、ゴールドカラーというわけではなく素材に18Kを採用しているので温もりを感じる金色を文字通り肌で感じる事が出来ます。
オーナー様のお話によるとこちらの時計は誕生日に贈られたものでしっかりメンテナンスを行い大切に使っていきたいとのことでした。
ブローチ時計修理工房ならIWCの時計ポルトギーゼクロノグラフの分解修理(オーバーホール)を行うことが可能です。
さらに新品仕上げの外装磨き(ポリッシュ)を行うことでピカピカにして時計本来の輝きを取り戻すこともできて大変おすすめです。
また巻いても振っても動かないといった症状の時計はオーバーホールに併せてパーツ交換を行うことで修理ができます。
もしも時計が動かない、大幅に遅れ・進んでしまう、そんなお困り事があれば是非一度ブローチ時計修理工房までお問合せ下さい。
私たちならオーナー様と大切な時計にとってベストな提案が可能です。
皆様のご来店・お問合せ、心よりお待ちしています。
オーバーホール | ¥46,200(税込) |
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ケースポリッシュ | ¥6,600(税込) |