ORIS (オリス)7611 のオーバーホール

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「時計を落としてしまい、針が外れてしまったので付けられますか?」と持ち込まれました。

ORIS(オリス)は、スイス北西部のヘルシュタインという都市に本拠を置くスイス時計メーカーです。

ポール・カッティン氏とジョルジュ・クリスチャン氏の両名が1904年に創業。この地の近くにあったと言う小川から「オリス」という名をちなんだとのことです。

オリスの特徴として、日本の芸能人・有名人での愛用者が多いことにあります。その理由は後述しますが、例えば最近では俳優のディーン藤岡さんや大谷亮平さんなどがドラマの中でオリス製品を着用しています。オリスはイケメンにも愛されているのです!

そして日本の芸能人たちに人気の理由は、機械式の腕時計でありながらオリスはリーズナブルな価格帯のブランドであることが挙げられます!「安い」時計というのは、時計としての格が低いのでは?そんな風に思う方もいらっしゃるかもしれません。確かに「ただコスパが高い」だけでは高級時計と言うには不十分です。

その点オリスは「真のスイスメイド」が理念。スイスの伝統技術を学んできたスイス職人たちが、スイス国内のオリス工房で腕時計を製造しています。しかし、スイスは人件費がトップクラスに高く、低価格帯のブランドは、工房をアジアなどといった比較的コストが抑えられる拠点に移して製造することが主流。そのためスイスメーカーであっても「スイスメイド」の表記がない製品すらあります。ちなみにこの「スイスメイド」表記は製造コストに対して6割以上、かつ外装の取り付けがスイス国内で行われていて、さらに最終検査もまたスイスで行われなくてはスイスメイドとは言えない、といった、厳しい基準の中に合格した者になります。

しかしながらオリスはもともとスイスメイド。優れた生産ラインを確立することによって、スイス国内で時計を作りながらも低価格帯を実現しているのです。

こういったコストパフォーマンスの高さは、世界広しと言えども非常に稀有。通常、お金を無尽蔵にかければ良質なスイスメイド品をいくらでも作れますが、その分価格は高くなってしまいますね。

消費者に寄り添った価格でここまでの製品を提供しているという事実は、オリスの魅力に大きく貢献しています。

今後ますます、日本でオリスへの注目度が高まるであろうことは間違いありません。

話が逸れてしまったので、本題の修理に戻ります。

調べてみると、30分積算計の針が積算計車の芯ごと折れて取れてしまっていました。

オーバーホールと積算計車交換でお預かりしました。

右側が新しい30分積算計車です。本来は右側のように芯がについている構造なのですが、左側は先述したように根元から折れてしまっています。

30分積算計車を交換し、問題なく作動するようになりました。

オーバーホール料金       ¥33.000

30分積算計料金         ¥6.000