LONGINES SPIRIT L.2.700.4 オーバーホール

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LONGINES SPIRIT (ロンジン スピリット)L.2.700.4のオーバーホール依頼で預かりました。

フランスの古語で「花溢れ小川流れる野原」の意味を持つロンジン。どんな高級ブランドの時計より、LONGINES(ロンジン)のこのモデルをしていたら、「紳士」を感じることができるのではないでしょうか。

一見シンプルなふつうの時計に見えて、計器を思わせるクラシカルな文字盤

派手さを抑えた、だがしかし確固とした主張を見せる、羽根の生えた砂時計のロゴマーク。

ロンジンはスイス生まれの時計の中でも、身に着ければどこか落ち着いた大人の風格を想わせてくれること間違いなし!そう言い切れる程、このメーカーには魅力がたっぷりと詰まっているのです。私個人もこの時計の修理をしている際に、自分もこんな時計が似合う「紳士」になりたい。そう思ってしまう時がありました。つい最近に至っては、ロンジンを身に着けて街中を歩く自分の姿を想像してしまう…。そんな時があるほどです。

そんなロンジンが世界中の人々を魅了してきたのは、今に始まったことではありません。その歴史は、今からなんと100年以上さかのぼることになります。

ロンジンが創業した1832年は、日本で言うとまだ江戸時代。ペリー提督率いる黒船の艦隊が浦賀港に来航する20年も前の話です。これほどの長い歴史を持つだけあって、伝記でしか知り得ない偉大な人物たちがロンジンのポケットウォッチを愛用していたのです!日本でも、明治維新の立役者のひとりである西郷隆盛がロンジンの懐中時計を使用していました。江戸城無血開城の翌年にあたる1869年、第12代薩摩藩主島津忠義から贈られてとされる懐中時計。ロンジン創成期の頃に製造されたそのポケットウォッチは、ホワイトの文字盤にローマインデックスとスモールセコンドを配した、金色に輝くモデルだったと伝えられています。

また、かのアルバート・アインシュタイン博士もロンジンの所有者であることで知られています。2008年、ニューヨークのオークションに出品されたアインシュタイン博士の腕時計。これが、1929年に製造されたロンジン社製のものだったのです。

このような深い歴史を持つロンジンは、今でも、そしてこれからも様々な人たちを魅了し続けてゆくことでしょう。

LONGINE オーバーホール 時計修理

ではこちらがパーツごとににそれぞれ分解した写真です。

右上から、『文字盤』、『ムーブメント』、『12時側のベルト』、『ケース』、『裏蓋』、『6時側のベルト』になります。ではこちらを磨いていきます。

LONGINES SPIRIT L.2.700.4 オーバーホール

こんなにも綺麗になりました。

では、何かありましたら、気軽にブローチ時計修理にいらして下さい。