ROLEX SUBMARINER のオーバーホール&ポリッシュのご依頼です。

修理ブランドROLEX ロレックス

今回はROLEX SUBMARINER のオーバーホール&ポリッシュのご依頼をいただきました。

「9年前に購入し、初めてのオーバーホール。1日に10~20秒くらい進む。」とのことでお持ちいただきました。

サブマリーナの歴史は、ロレックスが1926年に3大機構のひとつ「オイスターケース」を発明したところから始まります。

以降ロレックスの防水性は他社を圧倒する大きなアドバンテージとなっていきます。

と言うのも、当時のロレックスは純粋な時計としての性能を凌駕する「プロフェッショナルな時計」の開発を進めており、目を付けたのが自社最大の強みであった防水性であったのです。その防水性を生かし、1953年に開発されたのがダイバーズウォッチである「サブマリーナ」です。

今回はこのロレックスをオーバーホール&ポリッシュしていきたいと思います。

まず、オーバーホールとは、、、

、時計内部のムーブメントを分解・洗浄し、新しい機械油を注しながら組み上げる作業のことです。人に例えて言えば「人間ドック」のようなものです。分解掃除をすることで、故障の原因となる目に見えない部分の汗や汚れを取り除き、磨耗した部品や、防水性を保つために不可欠なパッキン類を交換し、健康で快適な状態に調整することができます。

腕時計にはクオーツや機械式をはじめさまざまな種類がありますが、ゼンマイを動力とする機械式の腕時計は構造が複雑で、時間の経過とともに防水性などの性能や時刻の精度が劣化していきます。そのため、時計を長持ちさせるには、3~4年程度を目安にオーバーホールに出すのが望ましいとされています。クオーツ式の腕時計であっても、時計内部の部品は使用するうちに劣化していきますので、ブランドが推奨するタイミングでオーバーホールに出すと良いでしょう。 また、機械式・クオーツ式を問わず、仮に動作に異常がなかったとしても、腕時計の内部で部品の劣化や消耗が進んでいることがあります。その場合でもやはり3~4年に一度はオーバーホールをすることをおすすめします。オーバーホールをすると、時計のコンディションをベストな状態に戻せるので、寿命を延ばすことにもつながります。

今回はオーバーホールと同時進行でポリッシュ加工を施していきます。ポリッシュ加工とは簡単にいうとケースやブレスの表面を研磨することです。こうすることで長年の使用で傷だらけになった時計でも表面の細かい傷が消え光沢が出て美しい状態になります。

↑BEFORE  ご使用に伴う無数のキズが見て分かると思います。ブレスのスジも分かり難くなっています。これが、、、

↑AFTER  なんとこれほどまでピカピカに!!!!ブレスのスジもきれいにはいってます!!

研磨にはバフモーターという機材を使います。ほとんどのブレスはポリッシュ加工(時計のケースやブレスレットが鏡のように物を映し出すほどの仕上げ方。主にバフモーターを使用し、職人の手作業により磨き込まれるのが一般的。鏡面仕上げとも呼ばれる。)とサテン加工(金属部分の表面に細かな傷を非常に狭い間隔で付けることにより、映り込みを無くし方向性のある艶消し面に仕上げる加工方法。絹地(サテン)に似た質感を施すため、そのように名付けられた)が施されており、ベルトひとつひとつをマスキングし、バラしながら行います。

精密機械といえる腕時計は、パーツのちょっとした磨耗や欠けで機能が落ちてしまいます。そのために、定期的なオーバーホールが大事になっていきます。では、また何か気になる事がありましたら、気軽にBROOCH時計修理工房にお越し下さい。

オーバーホール ¥28,000(税別)
ケース&ブレスポリッシュ ¥10,000(税別)