GUCCI-グッチ- オーバーホールのご依頼です。
修理ブランドGucci グッチ
GUCCI-グッチ- オーバーホール(分解掃除)修理
ブランドの元祖と呼ばれ、世界で初めて、品質保証のためにデザイナーの名前を商品に入れたことでも知られるGUCCI。
グッチマークには、デザイナーの名前を商品に刻みこむことで、製品の品質を保証するという意味が込められているそうです。グッチは創業当初から、丁寧かつ確かな技術で、本当に良い製品を作り続けてきたからこそ、自身の名前を堂々と商品に刻み込むことができたと言えます。
今日では、当たり前のように行われている品質保証ですが、ブランドとして品質保証を行ったことはグッチが世界で初めてであり、ブランド品の歴史において画期的・革新的な出来事だったと言えるでしょう。
今回は、そんなGUCCIのオーバーホールのご依頼です。
15年程前にご購入されて、今回が初めてのオーバーホールということでお預かりいたしました。
オーバーホール(分解掃除)は、必要なのか。。
オーバーホールは、時計内部のムーブメントを分解・洗浄し、新しい機械油を注油しながら組み上げる作業のことです。人に例えて言えば「人間ドック」のようなものです。分解掃除をすることで、故障の原因となる目に見えない部分の汗や汚れを取り除き、磨耗した部品や、防水性を保つために不可欠なパッキン類を交換し、健康で快適な状態に調整することができます。
腕時計にはクオーツや機械式をはじめさまざまな種類がありますが、ゼンマイを動力とする機械式の腕時計は構造が複雑で、時間の経過とともに防水性などの性能や時刻の精度が劣化していきます。そのため、時計を長持ちさせるには、3~4年程度を目安にオーバーホールに出すのが望ましいとされています。クオーツ式の腕時計であっても、時計内部の部品は使用するうちに劣化していきますので、ブランドが推奨するタイミングでオーバーホールに出すと良いでしょう。 また、機械式・クオーツ式を問わず、仮に動作に異常がなかったとしても、腕時計の内部で部品の劣化や消耗が進んでいることがあります。その場合でもやはり3~4年に一度はオーバーホールをすることをおすすめします。オーバーホールをすると、時計のコンディションをベストな状態に戻せるので、寿命を延ばすことにもつながります。
機械式の時計は定期メンテナンスを怠らずに使えば一生モノと言われています。
二世代、三世代と受け継がれていくように我々も丁寧にメンテナンスをしていきたいと思います。
今回はしませんでしたが当店ではオーバーホールと同時進行でポリッシュ加工を施すことが可能です。ポリッシュ加工とは簡単にいうとケースやブレスの表面を研磨することです。こうすることで表面の細かい傷が消え光沢が出て美しい状態になります。
ブローチ時計修理工房では、どうやってみがいているのか。
基本的にはバフモーターという機械を使い、磨いていくのですが、ズレたり凹凸が出来たりすると綺麗な仕上がりとは言えなくなるので、集中力を高めて作業します。
硬めのフェルトバフで全体のキズを取り除きます。この時の傷の取り具合がこの後に繋がっていくので大事な一段階目です。
あまり深い傷を追ってしまうと、形状自体が変わってしまう恐れがあるのでバランスも見ながら慎重に研磨していきます。
二段階目は、少し硬さを落とし、柔らかめのフェルトバフで磨いていきます。
この段階である程度の光沢を出します。この時、表面に凸凹が出ないよう注意しながら研磨していきます。
最後に、布バフで鏡面に仕上げます。バフの回転を上げ一気に仕上げます。
サテン仕上げはバフモーターの一番右にあるスポンジバフという筋の付くバフを使用します。斜めに筋が入らないように気を付けながらサテン加工を施していきます。この作業で鏡面仕上げとの綺麗なコントラストを施し、完成させます。
~ブローチ時計修理工房で行える修理・作業!~
当店では、オーバーホール、外装磨き、ベルト交換、ベルトの長さ調整(穴あけなど)、磁気抜き、水入り(ガラスの水滴)の除去・乾燥などの各種修理も承っております。また、破損した部品のお取り寄せして交換させていただくことも可能です。
ご使用の時計に何かありましたら新潟市紫竹山のbrooch(ブローチ)時計修理工房へお越しください。
BROOCH時計修理工房 紫竹山店 新潟県新潟市中央区紫竹山3丁目8-33 TEL 025-246-0007
BROOCH時計修理工房 万代シティ店 新潟県新潟市中央区万代1丁目6−1 シティバスセンタービル 2F TEL 025-246-0007
オーバーホール | ¥27,500(税込) |
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