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GIRARD-PERREGAUX(ジラール・ペルゴ) Ref81005 のオーバーホール&ポリッシュのご依頼です。

修理ブランドGIRARD-PERREGAUX ジラール・ペルゴ

GIRARD-PERREGAUX(ジラール・ペルゴ) Ref.81005 オーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)修理

今回はGIRARD-PERREGAUX Ref81005 のオーバーホールポリッシュのご依頼をいただきました。

デザイン界の巨匠!ジェラルド・ジェンタ

 今回お預かりしたモデルはロレアートというモデルで、ロレアートの歴史は1975年まで遡ります。かの有名なデザイナーだった故ジェラルド・ジェンタ氏がデザインしたモデルで、数あるジラール・ペルゴの時計の中でも歴史的でスポーツエレガンスを体現するモデルです。
 ラグジュアリースポーツウオッチは現代の人気ジャンルですが、その礎を築いたモデルは、どれも1970年代に発表されました。ジラール・ペルゴが作り出したロレアートも、そのひとつです。

今回はこのロレアートをオーバーホール&ポリッシュしていきたいと思います。

まず、オーバーホールとは、、、

 時計内部のムーブメントを分解・洗浄し、新しい機械油を注しながら組み上げる作業のことです。人に例えて言えば「人間ドック」のようなものです。分解掃除をすることで、故障の原因となる目に見えない部分の汗や汚れを取り除き、磨耗した部品や、防水性を保つために不可欠なパッキン類を交換し、健康で快適な状態に調整することができます。

 腕時計にはクオーツや機械式をはじめさまざまな種類がありますが、ゼンマイを動力とする機械式の腕時計は構造が複雑で、時間の経過とともに防水性などの性能や時刻の精度が劣化していきます。そのため、時計を長持ちさせるには、3~4年程度を目安にオーバーホールに出すのが望ましいとされています。クオーツ式の腕時計であっても、時計内部の部品は使用するうちに劣化していきますので、ブランドが推奨するタイミングでオーバーホールに出すと良いでしょう。 また、機械式・クオーツ式を問わず、仮に動作に異常がなかったとしても、腕時計の内部で部品の劣化や消耗が進んでいることがあります。その場合でもやはり3~4年に一度はオーバーホールをすることをおすすめします。オーバーホールをすると、時計のコンディションをベストな状態に戻せるので、寿命を延ばすことにもつながります。

 今回はオーバーホールと同時進行でポリッシュ加工を施していきます。ポリッシュ加工とは簡単にいうとケースやブレスの表面を研磨することです。こうすることで長年の使用で傷だらけになった時計でも表面の細かい傷が消え光沢が出て美しい状態になります。

 研磨にはバフモーターという機材を使います。ほとんどのブレスはポリッシュ加工(時計のケースやブレスレットが鏡のように物を映し出すほどの仕上げ方。主にバフモーターを使用し、職人の手作業により磨き込まれるのが一般的。鏡面仕上げとも呼ばれる。)とサテン加工(金属部分の表面に細かな傷を非常に狭い間隔で付けることにより、映り込みを無くし方向性のある艶消し面に仕上げる加工方法。絹地(サテン)に似た質感を施すため、そのように名付けられた)が施されており、ベルトひとつひとつをマスキングし、バラしながら行います。

精密機械といえる腕時計は、パーツのちょっとした磨耗や欠けで機能が落ちてしまいます。そのために、定期的なオーバーホールが大事になっていきます。

~ブローチ時計修理工房で行える修理・作業!~

 当店では、オーバーホール、外装磨き、ベルト交換、ベルトの長さ調整(穴あけなど)、磁気抜き、水入り(ガラスの水滴)の除去・乾燥などの各種修理も承っております。また、破損した部品のお取り寄せして交換させていただくことも可能です。
ご使用の時計に何かありましたら新潟市紫竹山のbrooch(ブローチ)時計修理工房へお越しください。

 

BROOCH時計修理工房 紫竹山店 新潟県新潟市中央区紫竹山3丁目8-33 TEL 025-246-0007

BROOCH時計修理工房 万代シティ店 新潟県新潟市中央区万代1丁目6−1 シティバスセンタービル 2F TEL 025-246-0007

オーバーホール¥36,300(税込)
ケース&ブレスポリッシュ¥11,000(税込)
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