OMEGA-オメガ- Speedmaster Ref.175.0032 オーバーホール&ポリッシュのご依頼です。

修理ブランドOMEGA オメガ

今回はOMEGA Speedmasterスピードマスター オーバーホールポリッシュのご依頼を頂きました。

お客様によると、1999年にご購入され、それから約20年間オーバーホールされたことがないそうで、今回お持ち込みされました。

機械式の時計は、4~5年に一度はオーバーホールした方が良いとされています。近年の時計は大変精度が良く、20年間オーバーホールをしなくても動いてしまうのが現状です。しかし、中のパーツは疲弊や経年劣化から交換を余儀なくされる事が多々ございます。パーツ交換で済むならと思う方もいらっしゃるとは思いますが、20年前のパーツが手に入る保証はなく、最悪の場合、修理不可。。なんてこともあり得ます。そうならないためにも定期的なオーバーホールは必須といっても過言ではないでしょう。

今回は多少の経年劣化は見られましたが、破損まではしていなかったので、丁寧に洗浄し、注油、組みなおし、しっかりとした精度を確認できました。パーツ交換等ならずに済んで良かったです。

お次にポリッシュ加工に移ります。

バフモーター

という機械を使い、磨いていくのですが、時計のケースは直線が少なく、ブレスレットに比べると複雑な形状をしているので、細かい部分などは手作業で仕上げたりします。今回のケースは直線的はデザインなので比較的磨き易そうですが、ズレたり凹凸が出来たりすると綺麗な仕上がりとは言えなくなるので、集中力を高めて作業します。

こちらのブレスレットを磨くと

このように生まれ変わります。

真ん中の鏡面加工と、脇のサテン加工の綺麗なコントラストが蘇ったのではないでしょうか。

続いて、

汚れもひどいので磨きとまとめて綺麗にします。

こちらのケースですが、風防はアクリル仕様なので風防も磨きます。

風防ガラスの傷も磨くと

風防もケースもピカピカに仕上がったのではないでしょうか!

ピカピカにし過ぎてラグに手が写ってしまいました。。

それぞれのパーツが綺麗に仕上がっても完成させたときのバランスが悪くては作業完了とは言えず、ケースのサテン加工の濃さとブレスレットのサテン加工の濃さがアンバランスだと統一感が出ません。もちろん鏡面の仕上がりもですが、全てのパーツを組み合わせ一本化した時の美しさを頭に置き、ポリッシュの作業を行います。

 

機械式の時計は定期的な手入れをすれば一生ものであると言われています。またお機会頂けましたら、次回はオーバーホールで内面も磨かせて頂きたいものです。またお使いの時計に不調が出ましたら是非とも、一度ご相談にいらしてください。

新潟市にある時計修理工房BROOCHで、OMEGA Speedmaster オーバーホール&ポリッシュの修理

オーバーホール&ポリッシュ料金 ¥43,000(税別)