OMEGA-オメガ-スピードマスターRef.311.30.42.30.01.006 ケース&ブレス外装磨きのご依頼です。
修理ブランドOMEGA オメガ
スピードマスターを磨き直して新品同様のピカピカに
今回の時計修理はスイスの時計メカ「オメガ」のスピードマスターです。外装磨きは、ポリッシュ加工とヘアライン加工の2パターンで磨いていきます。磨きにはバフモーターを使用します。
腕時計のケースは直線が少なく、ブレスレットに比べると複雑な形状をしているので、細かい部分などは専門職人が手作業で磨き直し作業をします。磨き箇所がズレたり磨きすぎて凹凸が出来たりすると綺麗な仕上がりとは言えなくなるので、集中力を高めて作業します。
フェルトバフで全体を荒磨き
まずは、ポリッシュ(鏡面)加工ですが、硬めのフェルトバフで全体のキズを取り除きます。(この段階では鏡面、ヘアラインは関係なく磨きます)
この時の傷の取り具合がこの後仕上がりに繋がっていくので大事な一段階目です。あまり深い傷を追ってしまうと、形状自体が変わってしまう恐れがあるのでバランスも見ながら慎重に研磨していきます。
二段階目は、少し硬さを落とし、柔らかめのフェルトバフで磨いていきます。この段階である程度の光沢を出します。
今回は真ん中の細い部分がポリッシュ加工なのでその部分を光らせるように磨いていきます。この時、表面に凸凹が出ないよう注意しながら研磨していきます。
最後に、布バフで鏡面に仕上げます。バフの回転を上げ一気に仕上げます。
細部をヘアライン加工で仕上げる。
バフモーターの一番右、スポンジバフを使いヘアラインのようなスジを付けていきます。このスジがブレスレットの光る部分をより引き立たせてくれる効果があるので綺麗な縦スジを入れられるかがポイントになります。
途中経過
真ん中のコマ、クラスプにヘアライン加工を施しました。両サイドのコマにも同様にヘアライン加工を施します。ブレスレットの完成は間近です!
鏡面部分、ヘアライン部分のコントラストが綺麗に仕上がりました!少しでも元の姿に戻せたのではないでしょうか。お次は、ケースです。
腕時計の顔ともいえるケース周りを仕上げる
ケースは時計の顔なので、特に凸凹やライン、角など丸くならないように注意しながら磨いていきます。
上記のように、ケースは細かな部分が多いのでバフモーターだけではバフが入りきりません。。
そこで活躍するのが!
このハンドリューター(ルーター)です。細かい作業や角出しなど多岐に渡って活躍してくれる優れもの!このリューターを駆使しケースを磨きます。
ケースもピカピカに仕上がりました!
ケースもブレスレットも輝きを取り戻し、ご購入当時の頃に戻ったような気がしてきませんか?
腕時計はそう安い買い物とは言えませんから、古くなったら買い替えるというものではございませんよね。
「傷だらけだし、買い替えるには高額だしどうしよう。。」
なんてお悩みの方は是非、時計修理工房BROOCHまでお問い合わせください!
まずは、お見積りから
BROOCH時計修理工房 紫竹山店 新潟県新潟市中央区紫竹山3丁目8-33 TEL 025-246-0007
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ケース&ブレス ポリッシュ | ¥13,200(税込) |
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