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OMEGA【オメガ】DE VILLE【デビル】196 0316 オーバーホール

修理ブランドOMEGA オメガ

OMEGA【オメガ】DE VILLE【デビル】オーバーホール


今回の時計修理はOMEGA【オメガ】DE VILLE【デビル】になります。みなさんDE VILLEの意味をご存知ですか?

DEVIL(悪魔)の方じゃないですよ。DE VILLEはフランス語で「街」を意味します。DE ViLLEはフランスの街に溶け込む大変品格のあるデザインとなっております。お客様は30年程前にお買い求めになり、メンテナンスの為にお持ち頂きました。今回オーバーホールの作業になります。

オメガのオーバーホール

オーバーホールの必要性

オーバーホールとは、ただ機械を分解・洗浄してきれいにするだけの作業ではありません。どちらかといえば人間ドックや健康診断に近い役割を持っています。つまり、時計が健康かどうか、悪いところが無いかを調べるのです。
機械を分解するときに、歯車の歯が傷んでいないか、ゼンマイ・バネ・ネジ(クオーツ時計の場合はインシュレーター回路の動作チェックなど)に至るまで破損がないか診断し、油切れによる摩耗、擦れ跡など入念にチェックします。パーツに破損が無い限りは基本的に元のパーツをそのまま使います。
すべての部品の洗浄・点検が完了したら、次は元通りに組み上げていきます。この時に時計内部の負荷がかかる所、例えば常時稼働し続ける輪列や部品や部品が摩耗する部分に一つ一つ油を注していきます。油は用途ごとに様々な種類に分かれており、トルクがかかるところは粘度の高い油、高速で運動する部分には粘度の低い油、といったようにそれぞれ専用の油を注していきます。。細かな調整を繰り返し、時計内部に油が浸透していき、全パーツが組み上がった時、その時計は正確に時を刻み始めます。この油があることで部品の負担が軽減され、摩耗を防止しているのです。簡単に言うと、油が切れてしまえば、摩擦は増してしまい、部品に負担がかかり摩耗してしまいます。最悪の場合、ばねが折れたり歯車の歯が欠けてしまうこともあります。現行モデルならば部品の交換ができますが、古いモデルだと部品が手に入らず修理不能になってしまうことがあります。このようなトラブルを防ぐためにも、定期的なオーバーホールは必須といえるでしょう。

こちらは文字盤側の輪列になります。機械式と比べると部品数は少ないですが、クオーツでも油は使用しているので、乾いて汚れが溜まれば止まってしまいます。幸い今回は、若干腐食も見られますが、摩耗している部品もなかったため、組み立てて注油することで元気に動き出しました。しかし、油が乾いたり、今後のトラブルを避けるためにも、定期的なオーバーホールをお勧めいたします。

オーバーホール ¥35,090(税込)
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