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OMEGA(オメガ)1970年代頃コンステレーション・インテグレートのオーバーホール

修理ブランドOMEGA オメガ

50年前に購入したスクエアフェイスのオメガのオーバーホール

1970年代のオメガのコンステレーションのOH(オーバーホール)のご依頼です

今回は1970年代のオメガのコンステレーションOH(オーバーホール)のご依頼がありました。
コンステレーションの中でもスクエア型のフェイスにデイデイトの機能が搭載された自動巻きの機構になっています。

こちらはお持ち込み頂いた時点で秒針がポロリと画面端に外れた状態になっていました。
購入は50年程前でOHを一度行った後の25年ほど前に何かの拍子に秒針が外れてしまいそれ以来動かしていなかったそうです。

 

 

裏蓋に入り込んでいる時計の機構

裏蓋を外すと盤面事外れるスクエア型のオメガ・コンステレーション

多くの時計であれば裏蓋を時外した際に自動巻きのローターが見えその下に主要動力の機構が収まっているのが見えるのですが、
こちらのコンステレーションは少々異なり、裏蓋を外すと盤面事外れさらにもう一度盤面を外して中の機構が見えるタイプの収まり方をしていました。

取れてしまっていたスクエア型のコンステレーションの秒針

裏蓋を外した時点で秒針を取り出すことが出来て無事に救出し、確認をしてみると中の機構に関してはパーツ破損が認められず
恐らく油が切れ何かの汚れが付着して動かない状態になっている様子が見受けられました。
こちらの症状であればオーバーホールを行い針を戻し調整を行うことで従来の動きを取り戻すことができそうです。

 

精密機械である時計にとって油切れは天敵そのもの

年代物の時計でもオーバーホールをすることで本来の動きを取り戻すことが可能です

時計の内部に注されている油は部品と部品の摩耗を防ぎ円滑な動きを担っている一つのパーツと思っていただいても良いです。
長年動かさずにいると知らず知らずのうちに内部に侵入した湿気や微量なホコリ等が固まってしまい動かなくなる原因になってしまいます。

もし「動力を巻いても動かない」「一日に何分も遅れる(早くなる)」ようになってしまった等のお困りごとがございましたらぜひ当店へお持ち下さい。
今回ご紹介しましたスクエア型のコンステレーション・インテグレートのようにオーバーホールをご依頼いただくことで本来の動きを取り戻すことが可能です。

お客様のお力添えにきっとなれますので、ご相談からでもお気軽にお立ち寄りくださいませ。

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