ロンジン(LONGINES)の腕時計の電池交換
今回紹介するのは、ロンジン(LONGINES) の電池交換です。
御祖母様の形見の時計で、電池交換は何度もされている時計です。しかし、最後に電池が止まってから数ヶ月放置していたとのことでした。
いかにもアンティークウォッチという見た目で可愛いですね。アイボリーな文字盤にローマンインデックス、小さなスモールセコンドという組み合わせが個人的には大好きです。
裏蓋を開けてみると
今回の時計は裏蓋を開けると、ムーブメントも取り出せるようなものでした。文字盤とムーブメントをガラス側と裏蓋側で挟んで固定しています。簡単に言うとハンバーガーというか、今川焼というか、どら焼きのようなイメージです。食べ物ばかりですみません。一般的なものと上抜きの中間みたいな構造ですね。
パッキンも特殊な形で、リューズが1周ぐるっと覆われているタイプのものでした。
開け方としてはこじ開けで簡単に開きました。
前回の電池交換で付着したと考えられる汚れがありました。
ブローチ時計修理工房では、電池交換専用のピンセットを使用します。また、やむを得ず中の機械に触れる場合、時計師は指サックをつけて作業を行います。指紋(汗や皮脂)が付着してしまうと劣化を進めてしまうからです。電池交換は時計修理において基本中の基本作業ですが、だからこそ基本に忠実に丁寧に作業いたします。
今回は、電池交換で問題なく動かすことができました。
アンティークウォッチとは
アンティークウオッチとは、一般的に1970年代以前に作られた時計をアンティークとされることが多いです。明確な定義はなく、愛好家の間では50年を一区切りにするという考え方も浸透しているようですが一般的な基準が決められているだけです。
ブローチ時計修理工房では、アンティークウォッチの販売も行っております。ROLEXやOMEGA、そして今回お持ちいただいた時計と同じ、LONGINESもございます。
是非以下のブログを御覧ください。
・【東京神田・ブローチ(BROOCH)時計修理工房】ロレックス・アンティークウォッチ販売中です
・【東京神田・ブローチ時計修理工房】ロンジン(LONGINES)アンティークウオッチ発売中です
気になる方は是非ブローチ時計修理工房までお問い合わせください!
ロンジン(LONGINES)の腕時計修理はBROOCH時計修理工房へお任せください
ブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)だけではなく、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談ください。